VMのボリューム縮小の失敗

当方ブログサーバーの仮想HDDボリューム縮小に失敗したことを悔い改め、VMを削除バックアップからデプロイに至った経緯をここに懺悔したいと思います。

前回、Wordpressのプラグインエラーからログが肥大してHDD使用量が99%になったことをお伝えしました。(当拙ブログ:コマンドめもfind -sizeオプション)その時は、ログファイルを削除(ええ、2ファイルで32GB)して事なきを得たのですが一方、仮想HDDをESXiホストのGUIから100GB→200GBへと容量変更していました。コマンドからは

# lvextend -l 100%FREE /dev/mapper/centos_www-root

確かにfdisk -l で容量を確認すると / パーティションが100GB増えていました。しかしここで冷静に考えると、このVMを運用するには200GB以上の仮想HDD空き容量のあるバックアップ用のVMを用意しなければならず非効率であると思い直し、parted からLVMの縮小コマンドを入力しました。

# parted
(parted) lvreduce -l 100GB /dev/mapper/centos_www-root

ここでVMを再起動しようとしましたがOSが起動画面のままdracut…を履いて起動しません。ガクガクガクガク (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

RHEL仮想マシンがdracut…を吐いて起動しなくなった時の対処 を参考にレスキューモードでファイルシステムをマウントしようとしましたが、cannot mount filesystem no such device と言われ受け付けてもらえません。

# mount /dev/mapper/centos_www-root /mnt
cannot mount filesystem no such device

fdisk -l で確認すると/dev/mapper/centos_www-root がありませんでした。(冷汗

これは自分には手に負えないと判断しVMを削除、バックアップからデプロイして今に至ります。

この度はご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

原因は論理ボリュームの縮小操作によるファイルシステムの喪失にあると考え、VMのボリューム縮小は不可能か可能としても扱いの難しい操作であったと反省しています。

今後は運用VMについてはボリューム操作は固く控えたいと思った次第です。

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