人間とAIの身体性

コンピューター言語はA=B,B=CゆえにA=Cといった論理回路で動いているので当然、人間も論理思考でコンピューターを理解しなければなりません。元来、技術の組み合わせ、トライアンドエラーといった機械による解決法は帰納的といえます。

一方、人間の悟性(UNDERSTANDING)による問題解決は経験則から導かれる直観つまり演繹的といえます。

現在は、本来属人的な個別の経験蓄積による最適解の発見を、AI(人工知能)が拡張するまでとなりました。デジタルエンゲージメントもウェブ、メールからSNS、リモートへと進化する反面、対人のコミュニケーションスキルの重要性が指摘されています。

AIの開発分野としては自然言語処理、自動運転、超高速取引、組合せ最適、創薬、ロボット、セキュリティなどへの応用が期待されていますが、前提に人間とAIの身体性の概念への深い理解がますます必要なのだと思います。

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