書評 – TensorFlowで始める株式投資のためのディープラーニング

手習いでPython(Windows10-Anaconda3-Jupyter Notebook) を応用できる分野として数年前からブームとなっているAIによる株価分析に興味を持っており、TensorFlowを始めたい初学者にも再現性のある本書。

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実際に全銘柄データをダウンロード、Pythonでマージするところから第1章を始めて、第2章で古典的な線形回帰分析、第3章はディープラーニングの概念、理論の説明、第4章で実際にTensorFlowで分析した結果を線形回帰分析した結果と比べて評価するまでを学習者とデータ加工、表、グラフへの出力をしてゆきます。プログラムコードはURLからもダウンロードできるのでタイプが苦手な人にもGoogle力とデバッグ知識があれば再現可能な内容となっています。AIをはじめ、ディープラーニング、機械学習の概念をつかむのに画像解析だけじゃないところが画期的といえましょう。Python で株式投資の奥深い概念をどこまで応用できるか興味のある人には最適な入門書だと思います。

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