シングルカード – 運命の巻物

「統率者2019」のレアでタップ起動で手札のカードを予示(裏向きに2/2クリーチャーとして戦場に出す)できる3マナアーティファクトです。

カードを裏向きに戦場に出すとはどういうことでしょうか。
予示 – MTG Wiki によると

カードの位相が変化しただけで表向きにしても「戦場に出たときの能力」が誘発することもない。

このルールを悪用して表向きにする際に《ファイレクシアン・ドレッドノート》のデメリットを回避して破格のコストで戦場に出すことができるレガシーの「スタイフル・ノート」に採用されています。ちなみにモダンのカードプールでは「戦場に出たときの能力」が誘発しないアーティファクトに《倦怠の宝珠》、また「戦場に出たときの」デメリットを持つクリーチャーに「ラヴニカ」の《狩り立てられた~》サイクルがあります。

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運命というと人知を超えた天の配材によるところが大きいというイメージですが、「禍福は糾える縄の如し」ということわざもあるようにひとりひとりの物語(ストーリー)を紡いで現実という一幅の大きな巻物を編んでいく壮大な共同作業ともいえるのかもしれません。

フレーバーテキストは

我らの物語が我らの現実を定義する

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