「メルカディアン・マスクス」のレア土地で1マナタップを起動コストに対象の土地1つをタップできる無色土地です。
最近のMTGのアートはAIで生成したようなタッチのデジタル作品が多く初期のアナログタッチの味のある絵が少なくなりました。それだけに古いカードは大量印刷される新しいカードと比べて希少価値があるということなのですが、《リシャーダの港》のイラストは、さながら一幅の名画といった趣もあるのどかな癒しを感じさせる風景です。
閑話休題)
マジックを始めた初心者だった当時から《リシャーダの港》は高い評価が付いていて今も明確には説明できないのですがカード能力的には「エターナルブルー」と言われる大量の打ち消し呪文で相手を妨害するメガパーミッションで併用されていて相手の土地をタップして色マナを縛ることでシナジー(相乗効果)を得るマナ・ディナイアル理論というデッキコンセプトを支えるキーカードとして採用されており現代のレガシーのデッキ「デス&タックス」「スタックス」などに応用されて今に至っています。
フレーバーテキストは
「リシャーダは自由交易の玄関口だ ――― ただし、玄関の鍵を使うのは決してただではない。」