シングルカード – からみつく鉄線

「ネメシス」の茶レアで各プレイヤーのアップキープの開始時にそのプレイヤーはからみつく鉄線の上に置かれている消散カウンター1個につきそのプレイヤーがコントールするアンタップ状態のアーティファクト化クリーチャー1体か土地1つをタップする3マナ・アーティファクトです。

消散(このアーティファクトは、その上に消散(fade)カウンターが4個置かれた状態で戦場に出る。あなたのアップキープの開始時に、それから消散カウンターを1個取り除く。できない場合、それを生け贄に捧げる。)

プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはからみつく鉄線の上に置かれている消散カウンター1個につき、そのプレイヤーコントロールするアンタップ状態アーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つをタップする。

MTGWiki – からみつく鉄線
からみつく鉄線 / ネメシス(日)

パーマネントをタップさせる能力を持つクリーチャーやアーティファクトは「タッパー」と呼ばれています。お互いにタップするので序盤の展開を遅らせる妨害置物ですが実際にはコントローラーはこれ自身をタップできます。加えて消散カウンターを取り除くアップキープ誘発はタップする能力と同時なのでアクティブプレイヤーがスタックの優先順位を選べます。つまり結果として対戦相手より少なくタップさせることができます。こうして序盤に稼いだターンで《虚空の杯》や《抵抗の宝球》などを置いてロックするレガシーの「12post」で採用されています。

虚空の杯 / ミラディン(英)
抵抗の宝球 / エクソダス(日・英)

閑話休題)

「タッパー」は「こつこつとたたく」という意味の動詞「tap」の名詞形でスマホ操作の「タップ」すると同義です。食品容器の「タッパー」の方はスペルが「tupper」で綴りが違うようです。話は変わりますが先日、お風呂の通風口の開閉窓の部品が壊れたのでDIYでピンドリルで穴をあけてステンレス針金を通して応急処置しました。要は頭も手も使いようですね。

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