「ドラゴンの迷路」の赤レアで手札から唱えた呪文と共通のタイプを持つカードをライブラリーからタダで唱えられる5マナエンチャントです。
プレイヤー1人が自分の手札から呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーはそれを追放し、その後、自分のライブラリーの一番上から、それと共通のカード・タイプを持つカードを追放するまでカードを追放し続ける。そのプレイヤーはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。その後、そのプレイヤーは吹き荒れる潜在能力により追放されたすべてのカードを自分のライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
MTGWiki – 吹き荒れる潜在能力
5マナと重いですが設置するとどんな高カロリーなカードでも少ないコストで唱えられる「可能性の塊」「夢が広がりんぐ」なエンチャントです。実際、パイオニアの「吹き荒れる潜在能力」では《無限への突入》を唱えてライブラリーのすべてのカードを手札に変えてデッキに1枚差しの《怒れる腹音鳴らし》をトップに戻し《搭載歩行機械》X=0で唱えるとあ~ら不思議!腹音鳴らしの能力により土地カードを捨てて大ダメージによりゲームを決定します。
一見すると《無限への突入》を唱えるための種ソーサリー・カードが見つからないように見えますが《恋煩いの野獣》《薔薇棘の見習い》を「出来事」として唱えることで《吹き荒れる潜在能力》の誘発を可能としています。カードタイプは「クリーチャー」なのでライブラリーでめくられてもこれらが誘発することはありません。
閑話休題)
「幸せになるより他の才能は無益である」(至言)幸せに過ごすコツは何気ない日常に「感謝」できる心ではないでしょうか。自分は多くを他の人から与えられていると気づいたとき素直に感謝できるのだと思います。まだまだ語り尽くせない幸せなコンボがありますが ――― それでは《無限への突入》のフレーバーテキスト共にまた逢う日まで。ありがとうございました。
「ひとつ思いついた ――― では足りぬ。すべて思いつけ。」