「アラーラの断片」の神話レアで [+1] で1/1の兵士・トークン生成、[+1] で対象のクリーチャー1体をターン終了時まで+3/+3修正と飛行付与、[-8] であなたのコントロールするクリーチャー、アーティファクト、エンチャント、土地を永続的に破壊不能する紋章を得る忠誠度能力を持った4マナ初期忠誠度4の伝説のエルズペス・プレインズウォーカーです。
[+1]:白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを1体生成する。
MTGWiki – 遍歴の騎士、エルズペス
[+1]:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで+3/+3の修整を受けるとともに飛行を得る。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールするアーティファクトとクリーチャーとエンチャントと土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。
エルズペスの遍歴をエルズペス・ティレル/Elspeth Tirel (ストーリー) から抜粋して要約してみました。
エルズペスはファイレクシアに襲われた故郷のカペナ を捨てて別次元のバント にたどり着き第二の故郷とします。
アラーラでエルズペスの軍はアーシャ軍総大将ラフィークを迎え入れエスパー、グリクシスを敵に回してラフィークは悪魔将軍マルフェゴールを聖剣のもとに下して黒幕ニコル・ボーラスはアジャニの奥義により退きました。
ミラディン ではファイレクシアの抹消者に迫られプレインズウォークして難を逃れますが、テーロス では恋人のダクソスをゼナゴスの魔法によって怪物と思い込まされて殺害、太陽の神ヘリオッドに責められて荒野をさまよいます。
ニクス ではアジャニと共に歓楽の神ゼナゴスを討ち取りますがヘリオッドの怒りを買い奪われた槍剣で貫かれ死の国に赴きます。悪夢の織り手アショクの影響でヘリオッドの影槍を現実世界でつかんだエルズペスは死の国の脱出するためヘリオッドの放った敵をなぎ倒し槍(クルソー)の真正を宣言するとヘリオッドも降参します。
エレボスに感謝されたエルズペスは定命の世界への帰路を与えられ蘇った恋人ダクソスと再会を果たし死の国を脱出します。―――《遍歴の騎士、エルズペス》はモダンの「デス&タックス」に採用されています。
閑話休題)
力強いエルズペスを「しずかちゃん」とするなら頼りない恋人ダクソスである「のび太」の助けを借りずともひとりで死の国を脱出したというところが感傷も悲嘆もなく男女同権が進んでいる洋ゲーならではと思いました。(粉みかん
「栄光よりも忠誠を上とする勇気だけがあれば、我々の故郷は安全なのです。」