シングルカード – 隆盛なるエヴィンカー

「ネメシス」初出の黒レアで他の黒のクリーチャーを+1/+1、黒でないクリーチャーを-1/-1する6マナ3/3飛行の伝説のファイレクシアン・吸血鬼・貴族です。

飛行(このクリーチャー飛行到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)

他の黒のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

黒でないクリーチャーは-1/-1の修整を受ける。

MTGWiki – 隆盛なるエヴィンカー
隆盛なるエヴィンカー / ネメシス・第10版

「ネメシス」はファイレクシアの次元侵攻現象、パララクス のギミック 消散 をテーマ化したセットで《隆盛なるエヴィンカー》はファイレクシアの司令官であるエヴィンカーとなったクロウヴァクスをクリーチャー・カード化したものでです。前任のエヴィンカーを処刑した新任のクロウヴァクスはアーボーグに帰還してジェラードと対決して敗れますが、「次元の混乱」では《隆盛なる勇士、クロウヴァクス》として運命改変しています。露骨な色を差別する能力からついた愛称は「ジャイアン」。「お前のものは俺のもの。俺のものも俺のもの。」かどうかは知りませんが地味に吸血鬼なので飛行が付いている理由も初見ではイラストからは窺い知れない鑑賞ポイントの一つとなっています。

フレーバーテキストは

事情はじきに変わるよ。

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閑話休題)

結果論ですがヨーグモスにすればエヴィンカーもファイレクシアのための単なる戦いの駒だったというのはクロウヴァクスにとって酷な運命としか言いようがありません。「ジャイアン」も店の手伝いをサボったときは「かあちゃん」に敵わないといったところでしょうか。

「第10版」

クロウヴァクスの魂は天使の呪いに絡めとられ、その捻じ曲げられた勇敢さは純粋な闇となった。

隆盛なる勇士クロウヴァクス / 次元の混乱

「次元の混乱」

クロウヴァクスは天使の呪いを受ける定めにあったが、捻じれた時間軸の一つから見れば、彼の高潔さは取り戻されている。

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