「ミラージュ」初出の白アンコモンでライブラリーからアーティファクト・カードかエンチャント・カード1枚をサーチしてトップに置く1マナインスタントです。
あなたのライブラリーからアーティファクト・カード1枚かエンチャント・カード1枚を探し、そのカードを公開し、その後ライブラリーを切り直してそのカードを一番上に置く。
MTGWiki – 悟りの教示者
白の教示者はアーティファクトでもエンチャントでもサーチできる柔軟性があり1枚差しの対策カードやレガシーの「エンチャントレス」などデッキのキーカードを水増しできることからシルバーバレット戦略として多く採用されています。統率者「《収穫の手、サイシス/Sythis, Harvest’s Hand》」では《忍耐の試練》などフィニッシャーのサーチ用途に同じくエンチャント・カードを探して手札に加える2マナ増えたソーサリー《牧歌的な教示者》とともに採用されています。
「何を学んでおらずとも、生き延びる術だけは学んでおる。」
閑話休題)
悟りというのは特別なことではなくすべての人がかけがえのない命を持っていることに気づくことだと思います。疫病、飢餓、戦争など世界情勢が続きますが未曾有の人類の業に対して身近なことから一歩、行動に移すことが大切ではないでしょうか。
フレーバーテキストは
「教えるのではありません。ただ明かすだけです。」
これまでライブラリーからサーチする各種教示者カードのフレーバーテキストを探しつつ自身の「気づき」をメモしましたがまだまだ洞察が足りない気がします。あらためて亀井勝一郎の『もう一度考える』の一文「同感できても,もう一度考えるがいい.同感できなくても,もう一度考えるがいい.」をかみしめたいと思います。それでは《牧歌的な教示者》のフレーバーテキストと共にまた逢う日まで。
「その人生が祝福されているのであれば、人生の問題への回答はすべてしかるべき時に現れるであろう。」