マジック小説「Final Sacrifice」プロモ収録のカードでアップキープにコインフリップで3点ダメージを判定しタップ起動で無色2マナを生み出す0マナアーティファクトです。
あなたのアップキープの開始時に、コインを1枚投げる。あなたがコイン投げに負けたなら、魔力の墓所はあなたに3点のダメージを与える。
(T):(◇)(◇)を加える。
MTGWiki – 魔力の墓所
再録禁止でもないのに「エターナルマスターズ」に収録されるまで長く特殊セットにすら再録されなかった不思議なマナアーティファクトです。0→2とマナが増えるのは明らかに許されなかったのか1/2の確率で3点ダメージというデメリットが付きました。普通のデッキがこのデメリットに耐えられるはずもなくヴィンテージ制限、統率者需要でしたがカジュアルフォーマットが広まるにつれて価格が高騰しました。使ってみると確かに高マナ域の殴りジェネラルも初手からロケットスタートで繰り出せるようになりました。同様なカードに1マナの《魔力の櫃/Mana Vault》《太陽の指輪/Sol Ring》2マナの《厳かなモノリス/Grim Monolith》がありますがハイランダー(1枚制限)ではオールインされるようです。「カラデシュ」のランダムプロモ枠「Kaladesh Inventions」に再録されましたが《反逆の先導者、チャンドラ》とともに実物をパックから自分の手で引き当てるまでは縁のなかったカードでした。(これが本当の神パック)
閑話休題)
あれから今年で6年が経ちますが思い返すとあれほどのプロモ枠の高額レアを神引きをした経験は人生で未だ2度となく20年のえあぷカジュアルの歴史上未曾有の出来事でした。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
懐古厨と言われる不詳私ですが、当時のブログ記事 では感動を淡々と綴っていました。思い返すとあのときがあったからこそ今もカードを集め続けEDHをしているのだと思います。気の合う相手と対戦できる日を期して電池の切れるまでMTGを愛おしいと思う想いは変わらないでしょう。