「オンスロート」初出のレア土地でライフ1点とタップ生け贄をコストにライブラリーから平地・カードか島・カードを手札に加える特殊地形です。
基本土地タイプ{森・山・沼・島・平地}2種類のうちどれか1種類をライブラリーから呼んで来る(フェッチ)特殊地形なので俗にフェッチランドと呼ばれ友好色5種・対抗色5種の計10種類のサイクル土地があります。友好色は「オンスロート」初出の「タルキール覇王譚」に再録、対抗色は「ゼンディカー」初出の「モダンホライゾン2」に再録されました。
この土地自体からマナは一切出ず土地から土地を引っ張ってきて何が面白いのか全く疑問でしたが、デュアルランド、ギルドランドと呼ばれる基本土地タイプを2つ持つ特殊地形をサーチすることで2色デッキの色マナの安定、ライブラリーの圧縮、上陸、紛争、探査、タルモフェッチの墓地肥やしなどの多様な活用方法があります。地味にライフの支払いがかさむなどライフ管理が重要であまり詰め込みすぎるとモダンのビートダウンデッキ相手などショックランドを引っ張る際にライフを詰められてフェッチが切れないこともあります。
2色土地としては2つの基本土地タイプを持つデュアルランド(LEA, LEB, 2ED, 3ED)、2点ライフを支払わないとタップインするショックランド(RAV, RTR-GTC-DGM)、マナを出すと1点ダメージが入るダメージランド(ICE, 5ED, 6ED, 7ED)、戦場の基本土地タイプをチェックするM10ランド(M10, M11, ISD)、色マナを変換するフィルターランド(SHM-EVE)、戦場に2つ以下の土地をコントロールしているとアンタップインするファストランド(SOM, KLD)、 戦場に2つ以上の土地をコントロールしていないとタップインするスローランド(MID, VOW)、 手札の基本土地を公開しないとタップインするチェックランド(SOI, STX)、 両面土地(ZNR, KHM) など多種多様で豊富なバリエーションがありそれらを組み合わせて使用することにより効果があります。そのほかにタップイン3色土地、タップイン2色土地、お帰りランド、貯めランド、氷雪デュアルランド、トライランド(IKO, SNC)などもあります。マジックは良くも悪くも土地を効率よく引けるかの運ゲー要素がありフェッチは色マナを生み出す土地の安定供給の役割もあるのですね。他にもレガシーではブレストフェッチ(意味深)と呼ばれるライブラリー操作テクニックに常用されていますね!
フレーバーテキストは
「かつて龍たちが眠りについた場所には、今では彼らの骨が眠っている。」