OCNモバイルONEのLTEリンク速度

今回は、格安SIMのシェアNo.1のOCNモバイルONEのLTEリンク速度を計測してみました。加入プランは、10.0GB/月262.5Mbpsプランです。ドコモスピードテストでの計測結果は以下の通りでした。

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【下り】 43.26Mbps【上り】 26.50Mbps

宅内Wi-Fiのリンク速度が40Mbps、周辺地域のLTE平均の17.32Mbpsと比べると、格安SIMとしては及第点なのではないでしょうか。グローバルモデルの欠点として、国内の低周波数帯(800MHzなど)をカバーしていないことが挙げられます。国内モデルをテザリング仕様にUSBデバッグするか、海外版を低速度でも許容するかはライフスタイルの違いですね。私はあまり家から出ないので、外出先で大容量データの高速通信を利用するメリットがありません。むしろ、Wi-Fi接続で容量5.0GB/月(速度150Mbps)プランでも十分なほどです。料金も3000円から2150円となりお得です。Wi-Fiは、自宅周辺で補足範囲になると自動で切り替わる設定なので私個人の生活では5GBでも十分な容量でしょう。

Xperia z5のBluetoothテザリング

Xperiaでのテザリングについてネットで調べてみると例えば、

【MVNO】非rootなドコモ端末をMVNO SIMでテザリングを可能にする方法(中級者向け) – XperiaにおけるAndroidアプリ考察

のようにUSBデバッグを有効にしてプロンプトからコマンドを実行しなければいけないそうで早速、USBケーブルを繋いでみましたがPCで認識しません。ファッ?注文したケーブルが充電専用だったという始末です。

一応、PC Companion – Sony Xperia™ Z5 Premium

などPC接続ツールも日本語でサポートしているようですが認識しないことには何も始まりません。ダメもとで、Xperia のホームからタスクバー(画面の一番上の表示アイコン)を下にスワイプ、お知らせ表示のさらに上を下にスワイプすると以下の画面が出ました。

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右側のBluetoothアイコンをタップすると、PC側ではBluetooth の検出を可能にする設定を有効にしてしばらくたつとペアリングの画面がでました。

 

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パソコン側ではドライバのインストールが始まり、[アプリ] → [設定] → [その他の設定] → [テザリング]から [Bluetoothテザリング]を有効にし、

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パソコン側のデバイスとプリンターから Xperia Z5 Premiumのアイコンの[接続方法] → [アクセスポイント] をクリックしたところ、Bluetooth テザリングができました。

accessPointただ、デバイスとプリンターをみると一部ドライバーがインストールできていないようでした。

 

まとめ:グローバルモデルではコマンドを使わなくてもBuetooth テザリングが可能でした。

 

この歳でスマホデビュー

今まで10年近くガラケー(F-07B)でがんばってきましたがディスプレイに傷が入り、もう買い替え時なのかなと思い海外(expansys)からグローバル版のXperia z5 premium を注文。先日、届きました。

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キャリアは、docomoからMNPでOCNモバイルOneに乗り換えました。最初は、Simカードの登録や、APNの設定をしてもLTEの電波がキャッチできなくて焦りましたが、NTTコミュニケーションに電話でサポートを受けたところ無事、開通。

この歳(46)でスマホデビューです。docomoさん、今までお世話になりました。これから、テザリングやVPNなんかをやってみたいですね。

Baidu IMEのアラート画像がユーモア10点

lIA7M

googleで画像検索したら面白いスクリーンショットを拾ったので保存しました。Baidu IME ってアンインストールすると本当にこの画面が現れるのでしょうか。さすがにネタじゃないかと・・・。萌絵のフィードバックオプションがユーモアの点で秀逸だったので気に入りました。

IE11 お気に入りが登録できない

Windows7 でIE11 のお気に入りをバックアップから復元したあと、お気に入りの登録ができなくなりました。当初、Kasperskyインタネットセキュリティのバージョンアップが原因かと思い、設定をあれこれ変えてみましたがダメでした。半年位悩みましたが、結果はお気に入りのフォルダ属性が読み取り専用になっていたためでした。

コマンドプロンプトを管理者として実行

cd %userprofile%
attrib -r お気に入り

して読み取り属性を削除したところ、登録できるようになりました。推測ですが、デスクトップのアイコンを移動、削除するたびにメッセージが出る場合も同様に、attrib -r Desktop で直るかもしれません。

TeraTermカスタムショートカット

毎回、SSH接続するときにユーザー名を入力する手間に辟易していたところ、TeraTermの便利なショートカットカスタム方法がヒットしたのでシェアしますね。

Tera TermでSSH接続する際に、自動ログインするショートカットを作成 – サラリーマンから起業するリアル

ショートカットのプロパティを開いて、リンク先を下記のように設定します。

"C:¥Program Files¥teraterm¥ttermpro.exe"  対象サーバ:22  /ssh2  /auth=publickey /user=ログインユーザ名 /ask4passwd /keyfile="証書ファイルの絶対パス"

property_teraterm

 

VirtualBoxのホストもカスタムショートカットを作ればデスクトップからダブルクリックひとつでログインできて便利ですね。

VAIO Windows7をクリーンインストール

Windows10が7月にリリースされてはや、半年。いまさらですが、VAIOノートのOSをクリーンインストールしてみました。

幸い、SONY製のドライバーは、C:\Windows 直下にDrivers フォルダとして保存されていました。リムーバルメディアにコピーして、Windows7をDVDブート。

デバイスマネージャーから黄色マークのアイコンを右クリックして更新。DriversフォルダのINIファイルを指定。それから、DriversフォルダのEXEファイルを実行してインストール完了。

explorer

ドライバインストールが上手く行かず、3回くらいやり直しをしました。まず、HDD(SSD)は一旦本体から取り出して、外付けのUSBケースにつないでフォーマット。次にOSをインストールしたのちに、Driversフォルダごと、C:\Windows 直下にコピーしてからインストール。それから、IntelのRapid Storage Technologyは、インストール時にMicrosoftの.NET Flamework4が当たっていないとユーザーアカウント制御のダイアログが出てダメでしたので、Windows Update後にインストールするのが良いようです。

WindowsUpdateの更新が208項目。Office2010、メールバックアップ、セキュリティソフトのインストールをしても、使用領域40Gバイトとスッキリしました。

1TバイトのポータブルHDDバックアップしてあった、.Virtualbox Virtualbox VMs フォルダをユーザーアカウントフォルダ直下に戻して、VirtualBoxのイメージも復元しました。ここまでで、60Gバイト。SSDなのでシステムの復元は無効にしています。バックアップしなきゃ。(使命感)

VirtualBoxでCentOS7にApache2.4をインストール

前回のエントリーOpenSSL バージョンアップ からの続きです。

今回は、「CentOS7にApache2.4をインストール」です。

環境としてはテストとしてVirtualBoxに、Centos7.1をBase.repoでminimalインストールしてからを前提として始めます。参考にしたのは以下のサイトです。

Apache2.4系をソースからインストール – Qiita

作業ディレクトリは、/usr/local/src です。

必要なパッケージをyumでまとめてインストール
# yum -y install gcc gcc-c++ git wget tar m4 autoconf libtool zlib zlib-devel
# yum -y install httpd-devel libxml2-devel mysql-devel t1lib-devel openssl-devel
# yum -y install bzip2-devel curl-devel gmp-devel aspell-devel recode-devel
PCREのインストール
# wget http://sourceforge.net/projects/pcre/files/pcre/8.37/pcre-8.37.tar.gz
# tar zxvf pcre-8.37.tar.gz
# mkdir /usr/local/pcre
# cd pcre-8.3.7
# ./configure --prefix=/usr/local/pcre
# make && make install
aprのインストール
# wget http://ftp.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/dist//apr/apr-1.5.2.tar.gz
# tar zxvf apr-1.5.2.tar.gz
# mkdir /usr/local/apr
# cd apr-1.5.2
# ./configure --prefix=/usr/local/apr
# make && make install

apr-iconvの展開
# wget https://www.apache.org/dist/apr/apr-iconv-1.2.1.tar.gz
# tar zxvf apr-iconv-1.2.1.tar.gz

apr-utilのインストール
# wget http://ftp.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/dist//apr/apr-util-1.5.4.tar.gz
# tar apr-util-1.5.4.tar.gz
# mkdir /usr/local/apr-util
# cd apr-util-1.5.4
# ./configure --prefix=/usr/local/apr-util --with-apr=/usr/local/apr --with-apr-iconv=../apr-iconv-1.2.1
# make && make install

ポイントは、APR-Utilのconfigureの際に、APRをインストールしたディレクトリ名を- -with-apr=/[aprディレクトリパス] オプションで指定することです。

同じく、APR-Utilのconfigureの際に、apr-iconvを追加コンパイルするときには、- -with-apr-iconv=/[apr解凍ディレクトリ] と指定してあげて下さい。(apr-iconvは解凍するだけでmakeしなくても良い。)

libiconvは日本語patchが必要らしく、以下のサイトを参考にしました。

libiconv 1.13インストール手順 – Knowlege Database

# wget http://ftp.gnu.org/pub/gnu/libiconv/libiconv-1.13.tar.gz
# wget http://www2d.biglobe.ne.jp/~msyk/software/libiconv/libiconv-1.13-ja-1.patch.gz
# tar xfvz libiconv-1.13.tar.gz
# cd libiconv-1.13
# yum install patch
# gzip -dc ../libiconv-1.13-ja-1.patch.gz | patch -p1
./configure
# make && make install

※ apache起動時にlibiconv のエラーを回避する方法を拾ったのでメモです。
ライブラリのパスを通す http://fisherman23.blog112.fc2.com/blog-entry-140.html

# vi /etc/ld.so.conf
/usr/local/lib  ←これを追加し、保存
# ldconfig  (実行)

やっと、Apache本体のインストールです。(httpd-2.4.18 2016年1月21日現在最新版.)

# wget http://ftp.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/dist//httpd/httpd-2.4.18.tar.gz
# tar zxvf httpd-2.4.18
# cd httpd-2.4.18
# ./configure --enable-suexec --prefix=/usr/local/apache2 --enable-cache --enable-disk-cache --enable-mem-cache --enable-logio --enable-header --with-apr=/usr/local/apr --with-apr-util=/usr/local/apr-util --with-pcre=/usr/local/pcre --enable-ssl --with-ssl=/usr/local/ssl --enable-rewrite --enable-so --enable-proxy --enable-mods-shared=all
# make && make install

VirtualBoxでは関係ありませんが、Apacheのリクエスト並列処理オプションとして –enable-mpms-shared を本番環境では設定すると良いそうです。

httpd設定ファイル編集は、Webサーバー構築(Apache) – CentOSで自宅サーバー構築 を参考にしました。

# vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf
Group apache
User apache
ServerName www.southerncross.net
<Directory "/usr/local/apache2/htdocs">
AllowOverride All
・・・

起動確認の前に、firewalldの80番ポート解放です。

# firewall-cmd --add-service=http --zone=public --permanent
# firewall-cmd --reload

CentOS7では、ホスト名の管理は/etc/hostnameの編集だけで済むようになりました。

# vi /etc/hostname
www.southerncross.net

VirtualBoxで[設定]→[ネットワーク]→[アダプター1]→[ポートフォワーディング]から、ゲストの80番をポートフォワーディングして

portfowording

本番環境では宅内ルーターのファイアウォール80番ポートの解放、さらにサーバーのプライベートIPアドレスを固定して、[静的アドレス変換]などの設定項目からTCPのhttp80番を指定してポートフォワーディングします。

一方、今回はVirtualBoxでホスト機のブラウザでアドレス名でアクセスするとのことですので、C:\Windows\System32/Dirvers\etc のhostファイルの編集が必要です。

# ip addr show

で表示されたプライベートIPをメモ帳で直接hostファイルを編集します。例えば、

192.168.56.101    www.southerncross.net

とします。Base.repoで入っているhttpdの起動を停止。

# systemctl disable httpd
# systemctl stop httpd

OS起動で自動起動させるには、起動スクリプトをコピーして、

# cp -ip /usr/local/src/httpd-2.4.18/build/rpm/httpd.init /etc/rc.d/init.d/apache2
 設定ファイルを以下のように書き換えます。参考:URL
2015年末 最新LAMP環境 Apache HTTP/2+PHP7+MySQL5.7 インストールメモ | あぱーブログ
# vi /etc/rc.d/init.d/apache2
[修正内容]
httpd=${HTTPD-/usr/sbin/httpd}
 pidfile=${PIDFILE-/var/run/${prog}.pid}
 lockfile=${LOCKFILE-/var/lock/subsys/${prog}}
 ↓
 httpd=${HTTPD-/usr/local/apache2/bin/httpd}
 pidfile=${PIDFILE-/usr/local/apache2/logs/${prog}.pid}
 lockfile=${LOCKFILE-/usr/local/apache2/logs/${prog}}
  
 CONFFILE=/etc/httpd/conf/httpd.conf
 ↓
 CONFFILE=/usr/local/apache2/conf/httpd.conf 
 [ここまで]

chkconfig に登録、Apache2を起動します。

# chkconfig --add apache2
# chkconfig apache2 on
# /usr/local/apahce2/bin/apachectl start

ブラウザから、http://www.southerncross.net/ を入力して [It works!] と表示されれば成功です。It works! だけでは味気ないなと思ったら、ちょっと遊んで

# cp /usr/share/httpd/noindex/index.html /usr/local/apache2/htdocs/index.html
# cp -r /usr/share/httpd/noindex/css /usr/local/apache2/htdocs/css
# cp -r /usr/share/httpd/noindex/images /usr/local/apache2/htdocs/images
# chown -R apache. /usr/local/apache2/htdocs/

すると、Apache2.4 テストページが表示されます。お疲れ様でした。

test123

OpenSSL バージョンアップ

OpenSSL のバージョンアップの方法をメモ。OpenSSL 最新版は、OpenSSL-1.0.2e (2016年1月11日現在)

OpenSSL バージョン1.0.2d をソースからインストール – Qiita

上記サイトを参考に、バージョンを読み替えて、./config。

# wget http://www.openssl.org/source/openssl-1.0.2e.tar.gz
# tar xzvf openssl-1.0.2e.tar.gz
# cd openssl-1.0.2e
# ./config --prefix=/usr/local/ssl shared zlib
# make && make install
# mv /usr/bin/openssl /usr/bin/openssl.bak
# ln -s /usr/local/ssl/bin/openssl /usr/bin/openssl
# openssl version

今回は、/usr/local/ssl ディレクトリにインストールしました。ポイントは、PHPのオプションも、

--with-openssl=/usr/local/ssl

と書き換えてリビルドする必要があることです。(じゃあ最初にやれよということですね、はい。)

リビルドがうまく行かない場合は、作業ディレクトリで、config.log でエラーをチェックしてgoogle に投げたり、make distcleanして makeをやり直してみましょう。私の場合は、yum install openssl-devel で追加したところwordpress/が一時、表示できなくなりOS再起動をしてなんとか復旧しました。

まとめ:リビルドは最悪のケースを考えてバックアップを万全にしましょう。

WordPress の更新エラー「要求されたリクエストを完了できる http トランスポートがありません」

WordPress 4.3.1 にバージョンアップされてから、プラグインのダウンロード先がhttps をサポートするようになったからでしょうか。更新エラーがでます。Google 検索をすると、curl openssl モジュールを有効にすると良いらしい。この1か月、いろいろ悩みましたが、PHPのリビルドをすることにしました。下記を参考にphp.ini を更新。

PHP5.4以降をソースビルド(apache2,mysqli対応) – Qiita

curlを組み込むために以下のサイトを参考に、インストール。

PHP用にcURLをインストール、設定する | 渋谷生活

PHPリビルドの呪文を唱えます。

# service apache stop
# cd /usr/local/src/php-5.6.14
# ./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs --includedir=/usr/include --with-config-file-path=/usr/local/lib --with-config-file-scan-dir=/etc/php.d --bindir=/usr/bin --sbindir=/usr/sbin --with-openssl=/usr/local/ssl --with-mysql --with-jpeg-dir=/usr --with-png-dir=/usr --with-freetype-dir=/usr --with-gd=shared --with-zlib --with-curl --with-xsl --enable-gd-native-ttf --with-gettext --with-libxml-dir=/usr/bin/xml2-config --enable-mbstring
# make && make install

途中 configure error が出たので、yum install libjpeg-devel freetype-devel libxslt-devel で追加のパッケージをインストール。無事、プラグインの更新に成功しました。

ポイントは、–with-curl –with-openssl オプションを付けたことです。

(Apache は、/usr/loccl/apache2/にインストールして以下サイトを参考に自動起動のシェルを作成。PHPインストール前にstopコマンドで停止する。) apache2.2 起動と自動起動設定

wordpress/ は、リビルド作業前にバックアップを![ダッシュボード] → [ツール] → [エクスポート] からファイルに保存。画像ディレクトリ、wordpress/wp-content/uploads/を保存。