VAIO の電源コネクタ

7年落ちのVAIO ですが、何かの拍子に電源アダプターのコードに足を引っ掛けてから電源コネクタ―の接触が悪くなり、バッテリーが充電されなくなってしまいました。

アダプターをコネクターに付けても以下の状態。

物理的にコネクターが壊れたのか、アダプターの故障なのか切り分けのため、新品のアダプターをAmazon.co.jp で注文。接続するも症状の改善はなりませんでした。

今度はバッテリーの寿命なのか、コネクターの物理的な故障なのか切り分けるため、バッテリーを外してアダプターを付けて電源ボタンを押しましたが起動しませんでした。

やはりコネクターの物理的な故障のようです。しかし快適なキータッチの1600×900 のワイドなディスプレイに慣れ親しんだ愛機を簡単に諦められません。ここは分解してコネクターがどうなってるのか調べてみました。今回はYouTube の動画を参考にしました。

アダプター、バッテリーを外して、背面のビスをすべて外します。以前、SSD 交換の際には何本かビスを失くしてしまったので今回は、背面カバーにセロハンテープで張り付けておきました。

本体側面の端子部分を眺めると、[有線LANポート][電源コネクタ][ディスプレイヒンジ固定金具][ディスプレイヒンジ]と並んでいます。それらの部品を覆うように電源端子に接続されている金具があります。分解、組み立てを2回やってみてコネクターの接触を確かめたところ、どうやら固定金具同士の接触不良のようです。金具を折り曲げたりビスを強く締めてみたりしましたが、ダメでどうしても隙間ができるようです。それならと、アルミホイルを噛ませてみたところイイ感じに固定できているようです。

ネジを元に戻してバッテリー、アダプターを付け直しして電源ボタンから起動。

コネクターの接触不良が改善されて、電源アダプターから正常に通電されるようになり、不具合が直りました。

かかった費用は、プラスの No.1 精密ドライバー、315円でした。分解、修理はすべて自己責任でお願いします。