グループポリシーを利用してデバイスのインストールを制御する

Windows10のカーネルDMA保護 が有効かどうか、[ファイル名を指定して実行]から msinfo32 を使って調べたところ、[無効]だった(マザーボードが古いからしょうがないね)ので次善策としてグループポリシーによるデバイスインストール制御について設定したのでメモ。

BitLocker に対する 1394 DMA と Thunderbolt DMA の脅威を軽減するための SBP-2 ドライバーと Thunderbolt コントローラーのブロック

[Windows]+[R] で [ファイル名を指定して実行]から gpedit.msc と入力して[Enter]

グループポリシーエディターを起動します。

[コンピューターの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[デバイスのインストール]-[デバイスのインストールの制限] から [他のポリシー設定で記述されていないデバイスのインストールを禁止する] を[有効]にします。

一方、[Windows]+[X] でショートカットメニューから[デバイスマネージャー]を起動して、許可するデバイスのハードウェアを右クリック、[プロパティ]から[詳細]タブの[ハードウェアID] を表示して[コピー]します。

同じくグループポリシーの[コンピューターの構成]-[管理用テンプレート]-[システム]-[デバイスのインストール]-[デバイスのインストールの制限] の中の[これらのデバイスIDと一致するデバイスのインストールを許可する]を [有効] にして、先ほどコピーした[ハードウェアID] をリストに登録します。

リストにないハードウェアドライバーをデバイスマネージャーからアンインストールしてみます。

機器を再び、取り付けるとシステムから警告が表示されドライバーのインストールが制限されているのが確認できました。

Thunderbolt のID「 PCI\CC_0C0A 」を[これらのデバイスIDと一致するデバイスのインストールを禁止する]一覧に登録して作業終了です。

参考URL: グループ ポリシーを使用してデバイスのインストールを制御するためのステップバイステップ ガイド(英語)

IE11で「このページに安全に接続できません」

IE11で、おもにhttps サイトの閲覧でエラーが出ます。解決方法は、グループポリシーエディターを開いて、

[コンピュータの構成]-[管理用テンプレート]-[Windows コンポーネント]-[Internet explorer]-[インターネットコントロールパネル]-[詳細設定ページ]-[暗号化サポートを無効にする]設定を[有効] にして、[安全なプロトコルの組み合わせ]プルダウンメニューから[TLS1.0 およびTLS1.2 を使用] を選択して[適用]-[OK]すると直りました。

Creators Update 適用後、Edge ブラウザでDNSがタイムアウトして、INET_E_RESOURCE_NOT_FOUND エラーが表示されるバグも多数あるようですね。

http://sutchy.cocolog-nifty.com/sutchy/2017/06/inet_e_resource.html

IPv6 を無効にすると良いとのことですが、当方の環境では再現されませんでした。

Windows10 のグループポリシー

メイン機のWindows7をwindows10にアップグレードしたら、グループポリシーデディタの起動時にエラーが発生するので更新しました。

Administrative Templates (.admx) for Windows 10 – 日本語

インストールすると、[C:\Program Files (x86)\Microsoft Group Policy\Windows 10 Version 1511] に[PolicyDefinitions]フォルダ ができるので、フォルダごとrobocopy。

アクセス権で拒否されるので所有者をTrustedInstallerからAdministrators に変更、アクセス権も以下のページを参考に再設定すると成功しました。

基礎から分かるグループポリシー再入門(15):Windows 10でグループポリシー設定を利用するには (1-2) – @IT

robocopy "C:\Program Files (x86)\Microsoft Group Policy\Windows 10 Version 1511\PolicyDefinitions" C:\Windows\PolicyDefinitions /MIR