オーリオックのチャンピオン

「フィフス・ドーン」のレアで白2マナの《魂の管理人》です。プロテクション (黒) (赤) を持っており除去が当たらないメリットからトークンを量産するモダンの「ウルザソプター」や「欠片の双子」デッキに対抗するサイドボードに採用されています。フレーバーテキストが美しいですね。

解放された者、カーン

「新たなるファイレクシア」の神話レアで7マナ無色のPWです。ファイレクシアの油に汚染されていた所をヴェンセールに助けられてPWとして再覚醒するのでしたね。忠誠度能力+4で対象のプレイヤーの手札追放、-3で対象のパーマネント追放、-14で奥義は追放されたカードをコントロール下に再ゲームと破格の能力で、スタンダードで追加された4マナカーンと共にモダンの「緑トロン」の主力カードです。

魔女封じの宝珠

「イニストラード」産のアーティファクトでコントローラーは呪禁とこれが戦場に出たときコントローラーに付けられている呪いをすべて破壊する効果があります。 呪いとはプレイヤーを対象に付けられるエンチャントでこの能力自体は特殊なデッキにしか効果はありませんが、「バーン」や「ストーム」相手に呪禁が必要な4マナカーンのシルバーバレットに採用されています。

むかしむかし

「エルドレインの王権」のレアでこれがゲームで唱えた最初の呪文だったときタダで唱えられる緑2マナの土地、クリーチャーをサーチするソーサリーインスタント。ライブラリートップ5枚という制限はありますが、なにかしら探して来れるのは初期手札の安定の面で強いです。スタンダード、パイオニアでは《森》《金のガチョウ》を探して《王冠泥棒、オーコ》の強ムーブが禁止の原因でしたが、モダンの「緑トロン」では王国を支えるメインカードに採用されています。

アーティファクト土地

「ミラディン」のコモンの土地サイクルで追加でアーティファクトのカードタイプを与えられた土地です。親和などのアーティファクトの数を参照するカードが登場して人気を博しましたが、《電結の荒廃者》が環境に支配的になると禁止になり、続くモダンでもアーティファクト土地5種が禁止になりました。今はレガシーで当時のスタンダードを回顧して親和デッキを組んでいます。

目くらまし

「ネメシス」のコモンで戦場の島を1枚手札に戻すことでピッチで打てる1マナ要求のカウンターです。序盤のフルタップ相手に打てれば効果絶大ですがDazeケアという言葉もあるので《意思の力》を引けないと後半に手札で腐ることもあります。「ティムールデルバー」ではデッキ戦略として採用されています。

造物の学者、ヴェンセール

「未来予知」の青レアで能力は、瞬速と

造物の学者、ヴェンセールが戦場に出たとき、呪文1つかパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。

となっており《実物提示教育》で戦場に出た《引き裂かれし永劫、エムラクール》やスタック上の呪文も手札に戻せる点がポイントで、パーマネント破壊が苦手な コントロールデッキで邪魔な置物をどけたり、ブリンクして再利用されました。

造物の学者、ヴェンセール(英語版)

夏の帳

「基本セット2020」のアンコモンで緑1マナのキャントリップ付きの《秋の帳》。追加でコントローラーはターン終了時まで青と黒からの呪禁を得られるという破格の効果で、カウンター合戦や、除去から守る受けの広さは1マナの《謎めいた命令》と揶揄されるほどでした。 発売後ほどなくしてスタンダード、パイオニアで禁止になりました。

突撃の地鳴り

「エクソダス」初出のエンチャントで手札の土地カードを1枚捨てるたび、2点ダメージを与える効果があります。「第10版」で再録され当時のスタンダードで「むかつき」とのコンボを張った思い出があります。モダンでは「アドグレイス」「ネオブランド」に1枚差しされています。対戦相手への 奇襲性から似た効果のインスタントの《稲妻の嵐》が好まれる場合もあります。

天使トークンでアタックです