「コールドスナップ」の無色レアで氷・カウンターが10個置かれた状態で戦場に出、暗黒の深部の上にカウンターが置かれていないときに能力が誘発して20/20飛行破壊不能の黒のマリット・レイジ・トークンが戦場に出る無色土地です。レガシーの「ヘックスメイジ・デプス」のキーカードで《演劇の舞台》や《吸血鬼の呪詛術士》など氷・カウンターを取り除くカードとコンボが組まれています。「アルティメット・マスターズ」で再録されました。
ボーラスの工作員、テゼレット
「ミラディン包囲戦」の青黒神話レアで[+1] でライブラリートップ5枚からアーティファクトサーチ、[-1] でアーティファクトを5/5クリーチャー化、奥義[-4] でアーティファクトの数x2 点分ドレインするプレインズウォーカーです。「灯争大戦」では実体のないエーテリウムの秘儀を求める求道者から転落してボーラスの工作員として任務を遂行するテゼレットが描かれました。デッキはモダンの「ソプターコントロール」、レガシーの「ウルザズレガシー」で採用されています。
ヴォルラスの要塞
「ストロングホールド」の起動能力付きの伝説の土地で墓地のクリーチャー1体を対象としてライブラリートップに戻すことができます。 主にEDH需要でしょうか、価格が高騰しています。今のところ4積みされるようなレガシーのコンボは生まれていないようです。イラストの下方が《裏切り者の都》です。
モックス・ダイアモンド
「ストロングホールド」の茶レアで戦場に出るなら効果として土地カードを1枚捨てない限り墓地に置く調整版MOXです。エラッタにより土地カードを捨てないかぎりタップでマナを出せなくなりました。マナフラッド受けするカードで「土地単」「ヘックスメイジデプス」など土地コンボの序盤のマナ加速に使われています。
ニクスの祭殿、ニクソス
願い爪のタリスマン
「エルドレインの王権」の黒レアで1マナタップ、願いカウンターを1個取り除くとライブラリーからカードを1枚サーチできる色付きアーティファクトです。サーチするごとにコントロールが対戦相手に移るデメリットがありますが1ターンキルのコンボでの運用なら問題ないということでタリスマンANTで釣り竿として採用されています。先置き出来る点がコストを軽減できるメリットとして評価されています。
金属モックス
「ミラディン」の茶レアで戦場に出るに際しカードを1枚追放(刻印)すると追放したカードの色マナがでる0マナアーティファクトです。色付きのカードを追放しないとマナが出ないことから単色デッキ用のマナ加速と考えられましたが、最新の「ANT」では有り余る手札から好きな色マナが出るように構築されており目を見張るものがあります。
オパールのモックス
「ミラディンの傷跡」の茶神話レアで戦場にアーティファクトを3つ以上コントロールしているときに金属術でタップ起動でき好きな色1マナが出るアーティファクトです。デッキにアーティファクトを多数採用する最新の「ANT」では、《ライオンの瞳のダイアモンド》《金属モックス》などのマナファクトがこれでもかと採用されています。対戦相手にチャリス0されると詰みそうなのでそこは先手必勝ですね。
ライオンの瞳のダイアモンド
「ミラージュ」の茶レアで手札を捨てて生け贄にすると好きな色のマナ3点をマナプールに加える0マナアーティファクトです。《Black Lotus》のリメイクとは云え、流石に手札を捨ててしまっては3マナ有っても唱えられないじゃないかとカスレア扱いでしたが、《暗黒の儀式》のマナ加速からスタック生け贄で《冥府の教示者》を暴勇させることでANTの《むかつき》をサーチ後に唱える1ターンキルのコンボパーツとなったのですね。最近では、レガシーの脱出「ストーム」が流行っているので「ANT」を崩して組んでみようかと思案中。
名誉回復
「アポカリプス」の多色呪文で効果は「パーマネント1つを対象とし、それを破壊する。」と万能なソーサリーです。3マナで土地破壊もできると話題になりました。イラストはジェラードがヨーグモスに特攻を賭けた様子を描いたもので、カード名はヨーグモスに操られていた汚名を返上したという意味が込められているようです。旧スタンダードでは強力なカードでしたが、レガシーでは亜種に2マナの《突然の衰微》《暗殺者の戦利品》などがあります。