裏切り者の都

「エクソダス」のレアで無色2マナを加える特殊地形です。ただしあなたが別の土地をプレイしたときこれを生け贄に捧げなければならないデメリットがあります。レガシーではデメリットが気にならない瞬間的なマナブーストを目的とした「オムニテル」などのコンボや「エルドラージ」などビートダウンに採用されています。《ヴォルラスの要塞》のイラストでは俯瞰でこのカードが描かれています。

裏切り者の都(エクソダス/英)

配分の領事、カンバール

「カラデシュ」の多色レアで能力は「対戦相手がクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーは2点のライフを失いあなたは2点のライフを得る。」3マナ2/2の伝説の人間・アドバイザーです。クリーチャーでない呪文を咎めるレガシーの「人間」デッキで《帝国の徴募兵》からサーチされることがあります。フレーバー的にアドバイザーという職種は控えめに言って対戦相手にとって口うるさい干渉相手といえるかもしれません。

配分の領事、カンバール(カラデシュ/日)

厳かなモノリス

「ウルザズ・レガシー」の茶レアでタップ起動で無色3マナを加える2マナアーティファクトです。序盤のマナ加速に最適な置物ですが、アンタップステップにアンタップせず、無色4マナ支払って起こさないと再利用できないデメリットがあり継続的なマナ生産のためには「ウルザズ・サーガ」のアンコモン《通電式キー》を起動してモノリスをアンタップして使うのが一般的です。レガシーの「MUD」や「エルドラージ・ポスト」に採用されています。

厳かなモノリス(日/英)
通電式キー(すべそれ4巻プロモFOIL)

踏み荒らし

「テンペスト」初出の緑アンコモンで自クリーチャーを+3/+3トランプルする5マナソーサリーです。クリーチャーを並べて全体強化して攻撃、相手クリーチャーを踏みつけることから古くからある「緑単ストンピィ」と呼ばれるデッキのフィニッシャーとして採用されています。プレインズウォーカーとしては《野生語りのガラク》《呪われた狩人、ガラク》の最終奥義となっています。「オデッセイ」「基本セット2012」などで再録されました。

踏み荒らし(オデッセイ/日)

僧院の導師

「運命再編」の神話レアで果敢持ちの「あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、果敢を持つ白の1/1のモンク・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す」能力を持った3マナ2/2クリーチャーです。レガシーやヴィンテージの 軽量呪文を連打して大量の果敢トークンでビートダウンする 「メンター」でデッキの中軸として採用されています。

僧院の導師(運命再編/日)

魂の洞窟

「アヴァシンの帰還」のレアで戦場に出るに際して選ばれたクリーチャータイプの色マナが出てそのクリーチャー呪文は打ち消されない能力持ちの土地です。クリーチャー呪文を連打する「人間」「エルドラージ」「デスタク」などの部族デッキで相手の打ち消し呪文によるテンポロスを防ぐお守りとして採用されています。色マナをサポートできるのもメリットとして数えられます。「アルティメットマスターズ」で再録されました。

魂の洞窟(アヴァシンの帰還/日・英)

赤の防御円

リミテッドエディションからあるエンチャントで赤は「 (1):このターン、あなたが選んだ赤の発生源1つが次にあなたに与えるすべてのダメージを軽減する。 」防御円サイクルのエンチャントです。レガシーの「バーン」などの直接火力デッキ相手にサイドインすると無色マナでプレイヤーへの直接火力やクリーチャーダメージを防げるので重宝しています。のちに戦場に出るに際して色を1色選び白マナ1点で選ばれた色からの発生源からのダメージを軽減する起動型能力を持った《物語の円》が採録されています。

赤の防御円(第6版・第7版/日)
物語の円

時を解す者、テフェリー

「灯争大戦」の神話レアで「各対戦相手はそれぞれ、自分がソーサリーを唱えられるときのみに呪文を唱えられる」 常在型能力を持った3マナのPWです。コントロール同士のマッチでは自分の打ち消し呪文でけん制して対戦相手のインスタントを実質無効化できる点が大きく、お互いがテフェリーを置いた状態でも[-3] でクリーチャーバウンスできるので最悪、腐りません。コントロールデッキの要(かなめ)としてモダンの「バント石鍛冶」で《呪文捕らえ》で追放した呪文を帰ってこれなくするコンボにも採用されている他、レガシーの「氷雪バント」など幅広いデッキに採用されています。

時を解す者、テフェリー(灯争大戦/日・英)

陽光の輝き

「灯争大戦」の多色レアで「 各クリーチャーはそれぞれ、自身に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。 」4マナソーサリーです。カード名は春の訪れを告げる穏やかなイメージですが効果は《神の怒り》互換の全体除去スペルです。スタンダードの 《戦慄衆の秘儀術師》《贖いし者、フェザー》などのタフネスの大きいクリーチャーを展開する 「フェザーアグロ」で対ビートのサイドボード後の戦略に採用されています。

陽光の輝き(灯争大戦/英)

アダーカーの戦乙女

「コールドスナップ」の白レアでタップ起動でクリーチャー1体を対象としてこのターン、それがいずれかの墓地に置かれたときあなたのコントロール下で戦場に戻す能力を持った6マナ飛行警戒4/5の氷雪天使です。《セラの天使》が1マナ重くなりタップだけで盤面を支える《蘇生》能力持ちは破格ですが、良くテキストを確認すると除去に対応して自分に能力起動できないのが残念です。このカードの正しい愛で方は北欧神話のヴァルキリーの美しいイラストをフレーバーテキストと共に堪能することかもしれません。「モダンマスターズ」で再録されました。

アダーカーの戦乙女(コールドスナップ/日・英)

天使トークンでアタックです