「基本セット2020」の青アンコモンで赤か緑の呪文1つかパーマネントを対象としてライブラリーのトップかボトムに置く2マナインスタントです。スタンダードではトップメタの《創案の火》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》などを着地した後でも2マナで墓地経由せずに処理できるテンポアドから「青黒緑ジャンク」のメインに採用されています。
プレイマット(意味深)
東京MTGで予約した《白金の天使》のサイン入りプレイマットが一昨日やっと届きました。
これで所有プレイマットは4枚になりました。やっぱりマットプレイ?が好きなんすね~(呆れ)
世界棘のワーム
「ラヴニカへの回帰」の緑神話レアで死亡誘発で5/5トランプルのワーム・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す15/15トランプルのワームです。 マナコストも11マナとファッティなところに能力も除去耐性を持った大盤振る舞いなものとなっています。モダンでは 《裂け目の突破》でコストを踏み倒して速攻アタックする 「グリセルシュート」で死亡後もワーム・トークンを戦場に残せる利点があることからデッキに4積みされています。
光明の繁殖蛾
「イコリア:巨獣の棲処」の神話レアで飛行を持たない自クリーチャーが1体死亡するたび飛行カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す4マナ3/4飛行のクリーチャーです。スタンダードでは伝説ルールで墓地に行った《深海の破滅、ジャイルーダ》を戻して能力を再誘発させるムーブが強く「バントジャイルーダ」に採用されています。ゴジラシリーズのコラボとして絵違いの拡張カード《超音速女王、モスラ》があります。
太陽の勇者、エルズペス
「テーロス」の神話レアで[+1] で1/1の兵士トークンを3体生成、[-3] でパワー4以上のクリーチャーをすべて破壊、[-7]奥義で自クリーチャーは+2/+2修正と飛行を持つ紋章を得るプレインズウォーカーです。歴代エルズペスの中でも高コストながらスグレた盤面制圧力からモダンの「白青コントロール」のサイドに採用されています。フレーバー的には「テーロス還魂記」で死者の国から闇の武器「影槍」と共に生還し《太陽の宿敵、エルズペス》としてヒール役に転向したのがなんとも皮肉ですね。
鎌爪の未来怪獣、ガイガン
「イコリア:巨獣の棲処」の混成レアのキーワード「相棒」を持つ、戦場に出たとき各プレイヤーはライブラリーの一番上からカードを4枚自分の墓地に置き、それらの中から点数で見たマナ・コストが偶数のクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に出す6マナ6/6の伝説のデーモン・クラーケンです。 ルール上《 深海の破滅、ジャイルーダ》として扱う、東映東宝のゴジラシリーズとコラボしたカードとしてセットに封入されている拡張アートのコレクションの中の1枚で スタンダードの「ジャイルーダコンボ」始めモダン、レガシーのジャイルーダデッキの必須パーツとして採用されています。
防御の光綱
地獄界の夢
「レジェンド」初出の黒エンチャントで対戦相手がカードを1枚引くたび1点のダメージを与える能力があります。ドローステップに1点、追加でカードを引くならさらに上乗せで毎ターンダメージを期待できます。逆にカードを捨てるたび2点ダメージを与えるエンチャントに《偏頭痛》があります。初出の「レジェンド」ではアンコモン、後の基本セットにはレアに昇格して再録、「テーロス還魂記」ではアンコモンに降格しましたがタゴールの詩の一篇がフレーバーテキストになっており趣深いカードとなっています。
霊気池の驚異
「カラデシュ」の4マナアーティファクトでエネルギー・カウンターを6個取り除いて起動するとライブラリートップ6枚の中から1枚のカードをマナコストを支払うことなく唱えることが出来る能力を持っています。スタンダードで主に《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を唱え猛威を振るった《霊気池の驚異》は禁止になりましたが、パイオニアでは《不屈の巡礼者、ゴロス》入りの霊気池デッキが上位入賞を果たしています。
時を越えた探索
「タルキール覇王譚」の青レアでライブラリーの一番上から7枚見て2枚のカードを手札に加えることが出来る探査持ちの8マナインスタントです。発売当初からサーチ能力のコスパが話題になりフェッチランドで墓地が肥やせるモダン、レガシーで禁止になりましたが、パイオニア制定からリーガルとなった「オラクルインバーター」ではコンボパーツ探しにデッキに4積みされています。