「イニストラードを覆う影」の「変身」ギミックを持った青レアで氷カウンターが4個置かれた状態で戦場に出て、氷カウンターがなくなると7/8のクラーケンに「変身」してホラーでないクリーチャーをすべて手札に戻す2マナ0/4防衛の壁です。氷カウンターを取り除く条件がインスタント・呪文かソーサリー・呪文を唱えるたびなことから軽量のキャントリップとカウンターを積んだモダンの「青赤カウンターバーン」のフィニッシャーに採用されています。
月別アーカイブ: 2020年5月
血清の幻視
移し替え
「基本セット2011」の青レアで呪文1つの対象を変更する2マナのインスタントです。4マナ《偏向》の上位互換かつ2マナとコストも軽く対戦相手の除去や直接火力をカード名の通り「移し替え」ることができます。対象変更の第1色は青なので珍しくない効果ですが、レガシーではピッチコストで唱えられる《誤った指図》があり2マナ浮かせて構えるのは難しいのかもしれません。「基本セット2013」で再録されました。
偏頭痛
「ストロングホールド」初出の黒アンコモンで対戦相手がカードを1枚捨てるたび、そのプレイヤーに2点のダメージを与える効果の3マナエンチャントです。強制的にすべての手札を捨てさせる「ウルザズ・レガシー」のアーティファクト《記憶の壺》との凶悪コンボ「メグリムジャー」が有名で《記憶の壺》は禁止カードになりました。「第7版」から「第10版」まで続けて再録され「基本セット2010」でも引き続き使うことが出来ました。亜種としてコストが1少ない「基本セット2011」の《リリアナの愛撫》があります。
トーモッドの墓所
「ザ・ダーク」初出の茶コモンでタップ生け贄起動で対象のプレイヤーの墓地にあるすべてのカードを追放する0マナアーティファクトです。0マナとコストが軽く色を問わず採用できるのが強みでリメイクされた《大祖始の遺産》《墓掘りの檻》と比べて甲乙つけ難いです。リアニメイトや《タルモゴイフ》「脱出」などの墓地を参照するデッキやカード対策に投入するサイドボード向けのカードです。「クロニクル」「時のらせん:タイムシフト」「基本セット2013」「基本セット2015」などで再録されました。
ミシュラのガラクタ
霊気の疾風
「基本セット2020」の青アンコモンで赤か緑の呪文1つかパーマネントを対象としてライブラリーのトップかボトムに置く2マナインスタントです。スタンダードではトップメタの《創案の火》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》などを着地した後でも2マナで墓地経由せずに処理できるテンポアドから「青黒緑ジャンク」のメインに採用されています。
プレイマット(意味深)
東京MTGで予約した《白金の天使》のサイン入りプレイマットが一昨日やっと届きました。
これで所有プレイマットは4枚になりました。やっぱりマットプレイ?が好きなんすね~(呆れ)
世界棘のワーム
「ラヴニカへの回帰」の緑神話レアで死亡誘発で5/5トランプルのワーム・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す15/15トランプルのワームです。 マナコストも11マナとファッティなところに能力も除去耐性を持った大盤振る舞いなものとなっています。モダンでは 《裂け目の突破》でコストを踏み倒して速攻アタックする 「グリセルシュート」で死亡後もワーム・トークンを戦場に残せる利点があることからデッキに4積みされています。
光明の繁殖蛾
「イコリア:巨獣の棲処」の神話レアで飛行を持たない自クリーチャーが1体死亡するたび飛行カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す4マナ3/4飛行のクリーチャーです。スタンダードでは伝説ルールで墓地に行った《深海の破滅、ジャイルーダ》を戻して能力を再誘発させるムーブが強く「バントジャイルーダ」に採用されています。ゴジラシリーズのコラボとして絵違いの拡張カード《超音速女王、モスラ》があります。