「フィフス・ドーン」の青コモンでコスト(X)青で対象の呪文のコントローラーがXマナを支払わない限り打ち消すインスタントです。Xマナ支払わない限り打ち消す効果は《魔力消沈》のリメイクでこちらは土地を強制タップアウトさせる代わりに占術2のライブラリー操作がおまけについています。大量のマナを用意できるモダンの「青トロン」に《精神隷属器》コンボを決めるまでの時間稼ぎに採用されています。
月別アーカイブ: 2020年3月
抑制の場
「ラヴニカ:ギルドの都」の白アンコモンでマナ能力でない起動型能力のコストが2マナ多くなる効果のあるエンチャントです。バリスタコンボやサクリファイス系の起動型能力を封じる珍しいエンチャントでレガシーの「エンチャントレス」で採用されています。
改良式鋳造所
「統率者2018」の銀レアで能力起動するとアーティファクト・クリーチャー・トークンを生産する1マナアーティファクトです。2マナで霊気装置、1マナ霊気装置生け贄で飛行機械、タップ飛行機械生け贄で4/4の構築物が出ます。デッキに0マナの飛行機械を用意しておけばタップするだけで4/4の構築物が生産できることからレガシーの「ソプターコントロール」に採用されています。
反体制魔道士、ケス
統率者2017でデザインされた自ターンに1枚、墓地のインスタントかソーサリーを唱えることができる4マナ飛行3/4。レガシーの4cデルバーで1枚差しされていましたが《死儀礼のシャーマン》が禁止されると環境を去りました。モダンホライゾンで刷られた《アーカムの天測儀》で多色化した今ならワンチャンありそうじゃない?ない?あっそう・・・。 フレーバーテキストは「敗北なんて何の意味もないわ。失うものは何もないのだから。」
外科的摘出
「新たなるファイレクシア」の黒レアで墓地の基本土地でないカード1枚を対象としてオーナーの墓地と手札とライブラリーから同名カードを望む数だけ追放するファイレクシアマナのインスタントです。「次元の混乱」の《根絶》のリメイクで、色が合わなくてもライフ2点の代替コストでどんなデッキでもサイドボードから墓地対策ができるので需要の多いカードです。「モダンマスターズ2015」で再録されました。
歩行バリスタ
「霊気紛争」の銀レアでコストXXで+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出るアーティファクト・クリーチャーです。起動能力で+1/+1カウンターを1個取り除くたびクリーチャーかプレイヤーに1点のダメージを与えます。《太陽冠のヘリオッド》との無限ダメージ無限ライフするパイオニアの「白単バリスタ」コンボで採用されています。
精霊龍、ウギン
「運命再編」の神話レアで[+2]でクリーチャー1体かプレイヤー1人に3点ダメージ、[-X]でマナコストX以下の1色以上の色を持つ各パーマネントを追放。[-10]で7点ライフゲイン、7枚ドロー、手札にある最大7枚までのパーマネント・カードを戦場に出せる8マナプレインズウォーカーです。4ターン目に8マナ出すことも難しくない「緑トロン」や「エルドラージポスト」でタダ強PWとして採用されています。「運命再編」で語られる《プレインズウォーカー・ニコルボーラス》との怪獣大戦争では初期忠誠度が1足りないこともニクいデザインとなっています。
血染めの太陽
精神を刻む者、ジェイス
「ワールドウェイク」の青神話レアで[+2]でプレイヤーに消術1、[0]でカードを3枚引き、手札から2枚をライブラリートップに望む順番で戻す、 [-1] でクリーチャー1体を手札に戻す、 [-12]でプレイヤーのライブラリーをすべて追放、手札をライブラリーにする奥義を持った4マナプレインズウォーカーです。忠誠度能力を4つも持った初のPWで、盤面をコントロールし切った終盤の押さえとして能力のどれも強力なことから「神ジェイス」の異名をもつカードでスタンダードで一時禁止、モダンで解禁されるなどモダン、レガシー、ヴィンテージのコントロールデッキで幅広く採用されています。「マスターズ25th」「エターナルマスターズ」で再録されました。
無私の霊魂
「異界月」の白レアで「無私の霊魂を生け贄に捧げる:ターン終了時まであなたがコントロールするクリーチャーは破壊不能を得る」2マナ2/1飛行クリーチャーです。攻撃クリーチャーをチャンプブロックして破壊不能付与したり《霊気の薬瓶》からインスタントタイミングで戦場に出て全体除去をかわすモダンの「スピリット」デッキに採用されています。同様な能力持ちに3マナ3/3の《不屈の随員》があります。