「ヴィジョンズ」初出のアンコモンで戦場に出るとアーティファクトを破壊する3マナ2/2の緑クリーチャーです。フレーバー的には、森と共に暮らす類人猿が文明を拒否する本能を表しているとも考えられます。「うーたんがいないの!うーたんがおらん・・・オランウータン・・・。」第6版で再録されました。
月別アーカイブ: 2020年2月
最後の審判
「ウェザーライト」の黒3マナのソーサリーで効果は、「 あなたのライブラリーと墓地からカードを5枚探し、残りを追放する。選ばれたカードをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。あなたは自分のライフの端数を切り上げた半分を失う。」です。ライブラリーが自身の青信心以下の枚数だと勝てる「テーロス環魂記」の《タッサの神託者》が登場するとその名の通りのデッキ 「Doomsday」のキーカードとして採用されています。
強迫
「ウルザズ・サーガ」初出の黒1マナのコモンで対戦相手1人を対象としてプレイヤーに選ばれたクリーチャーでも土地でもないカードを捨てさせるソーサリーです。所謂、手札破壊(ハンドデストラクション)でコントロールやコンボデッキでコンボ始動前の前方確認として重宝されています。「第7版」をはじめ「基本セット2010」などに多数、再録されました。
暗黒の儀式
リミテッドエディションからある「3」にまつわるカードで黒はマナ・プールに黒3マナを加える黒1マナのインスタントです。序盤からマナ加速して高コストのコンボパーツを唱えるために旧スタンダードの「ピットサイクル」やレガシーの「ANT」で使われています。低音のゲスい声で唱えるのが楽しいですね。
ファイレクシアの抹消者
「新たなるファイレクシア」の神話レアでクワドラプルシンボルの5/5トランプルの黒クリーチャーです。これに与えられたダメージの数だけ発生源のコントローラーはパーマネントを生け贄に捧げるという、元ネタの「ウルザズ・レガシー」の《ファイレクシアの抹殺者》のデメリットを完全に克服した能力を持っています。エルズペスの悪夢はこいつだったことが「テーロス環魂記」で明かされています。
支配魔法
リミテッドエディションからある、青のアンコモンのコントロール奪取オーラです。 パーマネントなので割られるリスクはありますが、 対戦相手に使われると自分のクリーチャーが1枚減って相手のクリーチャーが1枚増えるのは2枚のアド損といえます。通称、コンマジ。亜種に《押収》《不実》《説得》などがあります。
苦花
「モーニングタイド」の黒レアでアップキープに1点ライフを失う代わりに1/1飛行のフェアリー・ならず者トークンを生成するエンチャントです。スタンダードの青黒フェアリーで《霧縛りの徒党》《呪文づまりのスプライト》と共に活躍しました。レガシーのデルバー系にチャンプブロッカー生成装置として1枚差しされています。
グルマグのアンコウ
「運命再編」でデザインされた「探査」持ちのクリーチャーです。同セットの《黄金牙、タシグル》よりも1マナ重くバニラな点がデメリットですが、打点の高さが評価されてレガシーのシャドウ系やデルバー系のクロックとして採用されています。アンコウがニンジン?をぶら下げているイラストが地味にグロいですね。
死の影
「ワールドウェイク」といえば、《精神を刻む者、ジェイス》や《石鍛冶の神秘家》などの壊れカードを輩出したセットとして知られていますが、これは黒1マナで基本パワー・タフネスの参照が「ライフが13点よりどれだけ少ないか」を見る少々、計算の厄介なクリーチャーです。ライフが少ないほど大きくなるので、その名の通りのデッキ名「デス・シャドウ」でライフを支払うカード達を使ってパワーを上げて《狂暴化》や《ティムールの激闘》などで強化して一点突破する専用デッキが組まれています。