悟りの教示者

「ミラージュ」の教示者サイクルの白はライブラリーからアーティファクト・カードかエンチャント・カードをトップに積み込む効果があります。 手札が1枚減るデメリットよりも、2枚以上要らないエンチャントやアーティファクトを時によりサーチできる各教示者カードの嬉しい効果から「ヘルムピース」の1〜2枚差しのシルバーバレット《Helm of Obedience》《エネルギー・フィールド》のサーチにも採用されています。

第6版(日本語版)

Zuran Orb

「アイスエイジ」の0マナアーティファクトで土地を生け贄にすると2点回復する起動型能力が付いています。「ズーランバランス」で悪用されて《天秤》は禁止カードになりました。お正月のお目出度いお飾りにひとつ、いかがでしょうか。要らない?

神聖の力線

基本セット2011でデザインされた白エンチャントで効果はコントローラーは対戦相手の呪文や能力の対象になりません。加えてゲーム開始時に手札にあるならば戦場にノーコストで先置き出来るので、「バーン」や「ライブラリーアウト」に対して効果てきめんで色が違うデッキでもサイドに4積みされることがあります。その時は、初手に手札に来るまでマリガンし続けねばならず手札が減るリスクはあります。基本セット2020で再録されました。

M20版(日本語)

深き刻の忍者

「神河謀反」のコモンで 忍術コストを支払うとブロックされなかったクリーチャーを手札に戻す代わりに攻撃状態で戦場に出せる忍者。ダメージが通ると1ドローとコモンでは破格の能力でPauper 青単の主力クリーチャーです。ルックスがゲーム「NINJA GAIDEN」のリュウ・ハヤブサに似ていると思う人はかく言う私も含めてXBOX派ですね。

瞬唱の魔道士

「イニストラード」で登場した、戦場に出たときに墓地のインスタントかソーサリーにフラッシュバックを付与する 瞬速2/1のクリーチャーです。1度墓地に行ったカードを再び使えることからコントロールデッキでは実質、1枚の手札が2枚に増えるようなアドバンテージをもたらしてくれます。イラスト、フレーバー的には何をフラッシュバックして唱えていたのか気になるところではあります。

4マナカーン使用状況

パック、シングル含めて創造者カーン、12枚あるはずなのに9枚しか見つからないのでデッキ点検してみました。

レガシー
スタックス 3枚
エルポス 3枚

モダン
緑トロン 3枚
の計9枚

そうそう、パイオニアで組んだ鱗親和がありました。

9枚+3枚= 12枚

パイオニアの対戦相手がいない・・・。

モグの狂信者

テンペストの赤1マナのゴブリンで生け贄に捧げると対象に1点ダメージを与えることができます。戦闘ダメージのスタックルールがなくなると当て逃げができなくなり弱体化しました。フレーバーテキストは、

わかったぞ! わかったぞ! わか・・・・・・

モグの狂信者(アンソロジー版)

テンペストブロックは他にも面白いゴブリンカードがありますね。《モグの大砲 》 は、クリーチャーを+1/0 飛行して終了ステップに破壊するアーティファクトです。フレーバーテキストは、

モグはどんなことであれ、自分から進んで2度同じ事をすることはない。

モグの大砲

《弱者選別》は黒1マナのインスタントでヨーグモスの生け贄になって黒マナを加えています。フレーバーテキストは、

「弱者の血は、偉大なるヨーグモフ様の御名を書き記すためのインクになるだろう。」

弱者選別(エクソダス)

ここまで虐げられるとなぜか憎めないキャラですね。最後まで読んで下さりありがとうございました。

コーリスの子

「時のらせん」の1マナコモンのクリーチャーで、生け贄に捧げると「このターン失ったライフの点数に等しいライフを得る」能力を持っています。通常の戦闘ダメージで負けるところを1ターン遅らせることができる他、レガシーの「グリセルシュート」ではドローに変換して失ったライフを回復して再びライブラリーを掘り進める用途で採用されています。

糾弾

「ディセンション」初出のアンコモンで1マナクリーチャー追放除去、《剣を鍬に》の亜種。攻撃クリーチャーしか対象に取れず、タフネス分のライフを献上する下位互換ですが、5枚目の《流刑への道》としてモダンの青白コンのサイドに取られています。所謂、ピン除去と呼ばれるものですが、できればシステムクリーチャーとファッティを《流刑への道》とで都合よく打ち分けしたいですね。