「Pioneer」カテゴリーアーカイブ

伝承の収集者、タミヨウ

「灯争対戦」の多色レアで[+1] でライブラリーからカード名を指定してライブラリーから4枚公開して指定したカード以外を墓地に置き、[-3] で墓地のカード1枚を手札に戻す4マナのプレインズウォーカーです。

伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales  (2)(緑)(青)
伝説のプレインズウォーカー ― タミヨウ(Tamiyo)

対戦相手がコントロールしている呪文や能力は、あなたにカードを捨てさせることもパーマネントを生け贄に捧げさせることもできない。

[+1]:土地でないカード名1つを選び、その後あなたのライブラリーの一番上からカードを4枚公開する。その中から、その選ばれた名前を持つカードをすべてあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。

[-3]:あなたの墓地からカード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
5

「灯争対戦」のプレインズウォーカーはそれぞれ常在型能力を持っておりタミヨウは「対戦相手のコントロールする呪文はあなたに手札を捨てさせることもパーマネントを生け贄にささげさせることもできない」です。忠誠度能力も疑似ルーター機能を持っており、パイオニアの「サメファイアーズ」に採用されています。

敬虔な命令

「基本セット2020」の白アンコモンで黒か赤のクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし追放する2マナソーサリーです。

敬虔な命令/Devout Decree  (1)(白)
ソーサリー

黒か赤の、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを追放する。占術1を行う。

《冷気の疾風》《害悪な掌握》《丸焼き》《夏の帳》と共に「基本セット2020」に採録されているアンコモンの色対策サイクルのひとつで《天界の粛清》の下位互換のカードで《死の飢えのタイタン、クロクサ》などのメタ対策に《天界の粛清》が使えないパイオニアの「スピリット」などのサイドボードに採用されています。

試練に臨むギデオン

「アモンケット」の白神話レアで[+1] で対象のパーマネント1つからのダメージ軽減、[0] でターン終了時まで4/4破壊不能の人間・兵士で与えられるダメージを軽減、[0] でギデオンをコントロールしている限りあなたはこのゲームに敗北できない紋章を得る3マナ初期忠誠度3のギデオンPWです。

試練に臨むギデオン/Gideon of the Trials  (1)(白)(白)
伝説のプレインズウォーカー ― ギデオン(Gideon)

[+1]:パーマネント1つを対象とする。あなたの次のターンまで、それが与えるダメージをすべて軽減する。

[0]:ターン終了時まで、試練に臨むギデオンは破壊不能を持つ4/4の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャーになる。これはプレインズウォーカーでもある。このターン、これに与えられるダメージをすべて軽減する。

[0]:あなたは「あなたがギデオン(Gideon)・プレインズウォーカーをコントロールしているかぎり、あなたはこのゲームに敗北できず、対戦相手はこのゲームに勝利できない。」を持つ紋章を得る。
3

パイオニアで《時を解すもの、テフェリー》が禁止になるとグレートリセットをして破壊不能のギデオンで無双する「ジェスカイファイアーズ」のPW枠に4積みされているほか、《猿人の指導霊》が禁止になり《稲妻の嵐》を失ったモダンの《むかつき》の無い「信託者コンボ」に採用されています。ギデオンの在りし日の雄姿を伝える1枚です。

第10管区の軍団兵

「灯争大戦」の2マナクリーチャーで

第10管区の軍団兵/Tenth District Legionnaire  (赤)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・兵士(Soldier) WAR, アンコモン
速攻
あなたが第10管区の軍団兵を対象として呪文を唱えるたび、第10管区の軍団兵の上に+1/+1カウンターを1個置き、その後占術1を行う。
2/2

旧スタンダードのボロスアグロの序盤を支えるアタッカーでした。自身に強化呪文を唱えるたび、+1/+1 カウンターが乗り占術能力が誘発するので終盤の継続的な支援を得られる優秀な要でした。

パイオニアなどの下環境で活躍できる日を期待して当時のデッキを崩さずキープしています。またテーブルトップで劇的なドラマが見られると良いですね。

シルムガルの命令

「タルキール龍紀伝」の多色レアでモード型の「命令」サイクルのひとつで

以下から2つを選ぶ。
・クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-3/-3の修整を受ける。
・プレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。

・・・と、打ち消し、パーマネントをバウンス、クリーチャ除去、プレインズウォーカー1体を破壊の中から2つの効果を選べる5マナインスタントです。ローウィンの「命令」サイクルの《謎めいた命令》と比べて効果が大振りでスタンダードではシルムガルをフィニッシャーに据えた重コントロールに1枚差しされるシブいカードでしたがパイオニアの《ニヴ=ミゼット再誕》から手札に加えるために多色であることから「5色ニヴ=ミゼット」では採用されています。

シルムガルの命令(タルキール龍紀伝/日)

霊気池の驚異

「カラデシュ」の4マナアーティファクトでエネルギー・カウンターを6個取り除いて起動するとライブラリートップ6枚の中から1枚のカードをマナコストを支払うことなく唱えることが出来る能力を持っています。スタンダードで主に《絶え間ない飢餓、ウラモグ》を唱え猛威を振るった《霊気池の驚異》は禁止になりましたが、パイオニアでは《不屈の巡礼者、ゴロス》入りの霊気池デッキが上位入賞を果たしています。

霊気池の驚異(カラデシュ/日)
不屈の巡礼者、ゴロス(M20/日)

時を越えた探索

「タルキール覇王譚」の青レアでライブラリーの一番上から7枚見て2枚のカードを手札に加えることが出来る探査持ちの8マナインスタントです。発売当初からサーチ能力のコスパが話題になりフェッチランドで墓地が肥やせるモダン、レガシーで禁止になりましたが、パイオニア制定からリーガルとなった「オラクルインバーター」ではコンボパーツ探しにデッキに4積みされています。

時を越えた探索(タルキール覇王譚/日)

歩行バリスタ

「霊気紛争」の銀レアでコストXXで+1/+1カウンターがX個置かれた状態で戦場に出るアーティファクト・クリーチャーです。起動能力で+1/+1カウンターを1個取り除くたびクリーチャーかプレイヤーに1点のダメージを与えます。《太陽冠のヘリオッド》との無限ダメージ無限ライフするパイオニアの「白単バリスタ」コンボで採用されています。

歩行バリスタ(霊気紛争/日)

ベナリア史

「ドミナリア」の神話レアで騎士トークンを出す英雄譚エンチャントです。3マナと軽く騎士トークンを2ターンにわたって1体生成した後に全体強化+2/+1修正は専用の騎士デッキでは強力でした。シングル価格も高騰し当時、スタンダード復帰を諦めた思い出があります。スタン落ちで価格が下がったので新フォーマット、「パイオニア」での可能性に賭けて4枚揃えてみました。

ベナリア史(日本語版)

演劇の舞台

「ギルド門侵犯」のレアカードで対象の土地のコピーになる起動型能力をもった土地です。《暗黒の深部》とのデプスコンボが有名で、コピーになったとき伝説ルールでオリジナルを生け贄にすると、カウンターの乗っていないコピーの能力が誘発してコンボ成立です。パイオニアの「ロータスストーム」にも採用されています。

演劇の舞台