リミテッド・エディションからある最古のそして基本の青2マナの打ち消し呪文。以降、様々な効果とマナコストを持つ打ち消し呪文が作られカウンターデッキを支えるキーカードとなりました。 黒単でマジックを始めた第6版のころ、友人のメガパーミの洗礼を受けショックを受けたのも懐かしい思い出です。以来、自分も打ち消し呪文に憧れて青いデッキを使うようになって楽しいMTGライフを過ごしています。
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渦巻く知識
レガシーでおなじみの調整版アンリコは3枚引いた後、2枚をライブラリーに戻さなくてはならず実質1枚ドローですがフェッチランドを使うと要らないライブラリートップをシャッフルできることから手札の質を高めることができるのですね。また相手のハンデスに対応して抜かれたくないカードをライブラリーに隠すことで手札を護ることも出来るなど局面を打開するときに強いカードです。手札にフェッチがないと《渦巻く知識》ロックにより2~3ターン先を相手に動かれてしまうので、フェッチの起動はなるべく温存したいものです。
封じ込める僧侶
「統率者2014」で刷られた瞬速の白クマ。唱えられずにクリーチャーが戦場にでるなら代わりに追放するという常在型能力からショーテルやリアニメイトから出るクリーチャー、奇跡コンからでる天使トークンなどを追放する(トークンは追放できなかったですね、エアプでした。すみません。)受けの広いカードです。
紅蓮破/赤霊破
「アイスエイジ」のコモンの色対策で《水流破》《青霊破》と対で採録されてきました。赤1マナインスタントで、効果は「呪文1つを対象としてその色が青の場合、それを打ち消す。または、パーマネント1つを対象としその色が青のときそれを破壊する。」となっています。色対策なので環境が青いレガシーでは特に刺さるカードで青白奇跡コンはこのカードのためにタッチ赤したり、ペインターは色指定に青と言うのが定番となっています。同型スペルの《赤霊破》との違いは、if節で呪文の誘発時と解決時に色をチェックするところです。
不毛の大地
「テンペスト」のアンコモン土地で、無色マナが出るほかにタップ生け贄をコストに対象の特殊地形を破壊できます。古くは《露天工廠》からある土地破壊する土地ですが、亜種として《幽霊街》、《地盤の際》、《廃墟の地》などが環境やメタに合わせて存在しています。レガシーでは強力な能力持ちの土地が多いのでデッキに4積みされることが多いですね。
意思の力
「アライアンス」のピッチ・スペルのサイクルで青は打ち消しでレガシーの概念を支える一枚です。レガシーのカードプールでは、1~2キルの高速コンボ相手に対応できる希少なピッチカウンターがあるからこそ、逆に多様なコンボデッキを存立させていると言えるでしょう。土地がフルタップでも唱えることができる代替コストとして青いカード1枚の追放とライフ1点が必要なことから、フェッチを切りすぎてライフが足りずに負けることもあるのでライフ管理は計画的に。
ドライアドの東屋
「未来予知」のアンコモンのクリーチャー・土地で、森・ドライアドのクリーチャータイプを持っていることからモダンの感染デッキで布告系除去をかわすため対応してフェッチからプレイされることがあります。またレガシーのエルフではフェッチからマナ加速できるので重宝されるようです。
波止場の用心棒
「メルカディアン・マスクス」の2マナのコモンカードで、手札1枚と1マナタップをコストに《送還》が打てるシステムクリーチャーです。後にクリーチャーを手札に戻す効果を「バウンス」というのはこのカードの英語名、Waterfront Bouncerが由来だそうです。
古代の聖塔
「コンフラックス」のクリーチャー呪文のための5色マナ土地でモダンの人間デッキが成立すると価値が見いだされて採用されるようになりました。《魂の洞窟》のように無色マナが出ないのが痛いですが非クリーチャー呪文がほとんど入っていない人間デッキではデメリットにならないようです。
剣を鍬に
リミテッド・エディションからある白1マナのクリーチャー追放インスタント。フレーバー的には兵士を農民にして武装解除することをカードの「追放」効果に落とし込んだ秀逸なデザインだと思います。代わりにコントローラーにクリーチャーのパワー分のライフを献上しますがそこはご愛敬ですね。