「Card」カテゴリーアーカイブ

計略縛り

「時のらせん」でデザインされた起動型能力か誘発型能力を打ち消す1マナ重い、刹那付きの《もみ消し》。
 《もみ消し》同様、《師範の占い独楽》のライブラリートップに戻る能力やフェッチの起動、ストーム呪文の誘発など幅広い能力を打ち消すことができます。「ティムールデルバー」でおなじみのレガシーではコストの軽い《もみ消し》が優先して使われていますが、モダンで使うならこちらです。

計略縛り(日本語版)

呪文嵌め

「ディセンション」のアンコモンで、点数で見たマナ・コストが2マナのカードを打ち消すインスタントです。 逆に、2マナ呪文しか打ち消せないのが欠点ですが最悪、《意思の力》のエサになるので腐りません。 レガシーの《タルモゴイフ》《瞬唱の魔道士》《闇の腹心》、今は亡き《レンと六番》を1マナで打ち消すにはおあつらえ向きなカウンターです。

呪文嵌め (英語版)

アカデミーの学長

「ウルザズ・デスティニー」のレアで死亡誘発でライブラリーから好きなエンチャント・カードを戦場に出せる能力があります。当時のスタンダードの「ピットサイクル」のコンボパーツで主に《ヨーグモスの取り引き》を出すために《ファイレクシアの塔》を使って墓地送りにしていました。レガシーで運用するならまず、《全知》を置きたいですね。

アカデミーの学長/通常版(英/日)

狼狽の嵐

「統率者」初出のストーム付きの1マナのカウンター呪文で、スタック上に「インスタントかソーサリーは追加で1マナ支払わない限り打ち消す」のコピーを乗せる効果があります。《苦悶の触手》などのストーム呪文のスタック上のコピーを打ち消したり、単純に同じ呪文に対して複数のコピーを対象に取ることによって《呪文貫き》のように使うことも出来る器用なカードです。「アイコニックマスターズ」で再録されました。

アイコニックマスターズ 版

ガドック・ティーグ

「ローウィン」の多色クリーチャーで非クリーチャー呪文を咎めるカードです。主にクリーチャー主体のマーベリックが奇跡コンをメタって《緑の太陽の頂点》からサーチしてきます。難読カード名ランキングトップ10に入る奴です。

高名な弁護士、トミク

「灯争大戦」の白2マナのクリーチャーで能力は、飛行と

戦場にある土地と墓地にある土地カードは、対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象にならない。

対戦相手は墓地から土地カードをプレイできない。

となっており、レガシーの「デプス」 「土地単」 許さないマンとして《演劇の舞台》《壌土からの生命》や《世界のるつぼ》、《不毛の大地》などのカードを封じます。タフネス3と《罰する火》でおちない代わりに《護衛募集員》でサーチできない、という悩ましいボディでデスタクに1枚差しされています。

高名な弁護士、トミク(英語版)

野生語りのガラク

「ローウィン」初出のPWで、+能力で土地2つアンタップ、-能力で3/3のビーストトークンを量産するトップレアでした。
 トークン生成能力は、プレインズウォーカーが誕生した初のセットから連綿と受け継がれるガラクのデザインとして親しまれています。リリアナの呪いを受けた後は、狩猟本能からクリーチャー破壊能力を身に着けて「エルドレインの王権」の今に至ります。

静寂の守り手、リンヴァーラ

「エルドラージ覚醒」の神話レアで対戦相手のクリーチャーの起動型能力を封じる天使。 殴れる《呪われたトーテム像》として、 主にメタゲームでクリーチャーコンボがあるときにサイドインで採用されています。誘発型能力は防げませんが、システムクリーチャーの大半は沈黙してくれることでしょう。

静寂の守り手、リンヴァーラ(通常英語版)

真髄の針

「神河救済」初出で「第10版」「M10」「ラヴニカへの回帰」で再録された戦場に出るに際して宣言したカードの起動型能力を封じるアーティファクト。十手などのアーティファクト、システムクリーチャー、エンチャント、プレインズウォーカー、土地の特殊能力も封じることができるのでサイドボードによく見かけるカードです。 ゲーム序盤に置く場合は決め打ちしなければならずプレイング難度は高めで、相手の手札を確認してから宣言できる2マナの《魔術遠眼鏡》が優先されることもあります!あります!(食い気味)

M10 版

補充

「ウルザズ・デスティニー」のレアで墓地のすべてのエンチャント・カードを戦場に戻すソーサリーで当時のスタンダードの「補充」デッキで活躍しました。「ネメシス」では《パララクスの波》《パララクスの潮流》がトップレアで《オパール色の輝き》があるとややこしいことになりました。当時のお小遣いではパックから引けず憧れのカードでしたが、現在はレガシーのエンチャントレスのサイドに1枚差しされているレシピが散見されるのみでさみしい限りです。