「ワールドウェイク」といえば、《精神を刻む者、ジェイス》や《石鍛冶の神秘家》などの壊れカードを輩出したセットとして知られていますが、これは黒1マナで基本パワー・タフネスの参照が「ライフが13点よりどれだけ少ないか」を見る少々、計算の厄介なクリーチャーです。ライフが少ないほど大きくなるので、その名の通りのデッキ名「デス・シャドウ」でライフを支払うカード達を使ってパワーを上げて《狂暴化》や《ティムールの激闘》などで強化して一点突破する専用デッキが組まれています。

「イクサラン」のアンコモンで2マナタップ生け贄にすると対戦相手の特殊地形を破壊する能力を持った無色土地です。モダンの「デス&タックス」が成立し追加の土地破壊として採用されています。「テーロス環魂記」で再録されました。
「ウェザーライト」の緑レアで、このカードがライブラリーから直接、墓地に置かれたときに誘発して墓地のすべてのカードをライブラリーに加えた後にシャッフルするカードです。ライブラリー破壊に対するお守りとしてデッキに1枚差しされることがありました。手札に来てしまったときも(こちらの効果がメインの能力なのですが。)2マナで墓地のカード3枚を加えてライブラリーを切り直して1ドローできます。フレーバー的には戦地への死出の旅に記憶に残る祝福をされたと考えるとライブラリー修復されると想像するに難くないですね。「時のらせん」タイムシフト枠「エターナルマスターズ」「ドミナリア」で再録されました。