「フィフス・ドーン」の青コモンで効果は「カードを1枚引く。占術2」する1マナソーサリーです。1マナとコストが軽く手札を減らさずにライブラリー操作できることから、コントロールデッキの序盤の土地事故回避、終盤のフィニッシャー探しとしてまた、コンボデッキのパーツ探しにと用途も広く「ネオブランド」「青赤ストーム」等モダンの定番のキャントリップとして使われています。フレーバー的にはちらつき蛾の血清を飲むと頭が良くなり物がよく見えるらしいです。レガシーでは上位互換の《思案》《定業》があります。

「ストロングホールド」初出の黒アンコモンで対戦相手がカードを1枚捨てるたび、そのプレイヤーに2点のダメージを与える効果の3マナエンチャントです。強制的にすべての手札を捨てさせる「ウルザズ・レガシー」のアーティファクト《記憶の壺》との凶悪コンボ「メグリムジャー」が有名で《記憶の壺》は禁止カードになりました。「第7版」から「第10版」まで続けて再録され「基本セット2010」でも引き続き使うことが出来ました。亜種としてコストが1少ない「基本セット2011」の《リリアナの愛撫》があります。
「基本セット2020」の青アンコモンで赤か緑の呪文1つかパーマネントを対象としてライブラリーのトップかボトムに置く2マナインスタントです。スタンダードではトップメタの《創案の火》や《自然の怒りのタイタン、ウーロ》などを着地した後でも2マナで墓地経由せずに処理できるテンポアドから「青黒緑ジャンク」のメインに採用されています。
「ラヴニカへの回帰」の緑神話レアで死亡誘発で5/5トランプルのワーム・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す15/15トランプルのワームです。 マナコストも11マナとファッティなところに能力も除去耐性を持った大盤振る舞いなものとなっています。モダンでは 《裂け目の突破》でコストを踏み倒して速攻アタックする 「グリセルシュート」で死亡後もワーム・トークンを戦場に残せる利点があることからデッキに4積みされています。
「イコリア:巨獣の棲処」の神話レアで飛行を持たない自クリーチャーが1体死亡するたび飛行カウンターが1個置かれた状態で戦場に戻す4マナ3/4飛行のクリーチャーです。スタンダードでは伝説ルールで墓地に行った《深海の破滅、ジャイルーダ》を戻して能力を再誘発させるムーブが強く「バントジャイルーダ」に採用されています。ゴジラシリーズのコラボとして絵違いの拡張カード《超音速女王、モスラ》があります。
「テーロス」の神話レアで[+1] で1/1の兵士トークンを3体生成、[-3] でパワー4以上のクリーチャーをすべて破壊、[-7]奥義で自クリーチャーは+2/+2修正と飛行を持つ紋章を得るプレインズウォーカーです。歴代エルズペスの中でも高コストながらスグレた盤面制圧力からモダンの「白青コントロール」のサイドに採用されています。フレーバー的には「テーロス還魂記」で死者の国から闇の武器「影槍」と共に生還し《太陽の宿敵、エルズペス》としてヒール役に転向したのがなんとも皮肉ですね。
「イコリア:巨獣の棲処」の混成レアのキーワード「相棒」を持つ、戦場に出たとき各プレイヤーはライブラリーの一番上からカードを4枚自分の墓地に置き、それらの中から点数で見たマナ・コストが偶数のクリーチャー・カードをあなたのコントロール下で戦場に出す6マナ6/6の伝説のデーモン・クラーケンです。 ルール上《 深海の破滅、ジャイルーダ》として扱う、東映東宝のゴジラシリーズとコラボしたカードとしてセットに封入されている拡張アートのコレクションの中の1枚で スタンダードの「ジャイルーダコンボ」始めモダン、レガシーのジャイルーダデッキの必須パーツとして採用されています。