「レジェンド」初出の4マナエンチャントで対戦相手がコントロールするクリーチャーとアーティファクトと土地はタップ状態で出る効果があります。効果が出るのが4ターン目からで大らかなソフトロック呪文です。 オールドエキスパンションらしい 印象的なイラストにフレーバーテキストがついて「基本セット」に再録されました。同様な能力持ちのクリーチャーとして《異端聖戦士、サリア》があります。
「Legacy」カテゴリーアーカイブ
発掘
「ウルザズ・レガシー」の黒コモンで墓地から点数で見たマナコスト3以下のクリーチャーを戦場に出す1マナソーサリーです。レガシーの「Doomsday」で青2マナから《予報》→《タッサの神託者》指定で信託者を墓地に落とし《水蓮の花びら》と《発掘》の2枚をドローしてこれで墓地の《タッサの神託者》を吊り上げるとコンボ完成です。「モダンホライゾン」で再録されました。
安らかなる眠り
エネルギー・フィールド
「ウルザズ・サーガ」の青レアで効果は「あなたがコントロールしていない発生源から、あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。」の2マナのエンチャントです。ただ自分の墓地にカードが置かれたとき、これを生け贄にしなければなりませんが、このデメリットを無効にするカードが《安らかなる眠り》でダメージでは死ななくなります。この効果を使ったデッキとして「ヘルムピース」があります。
誤った指図
「メルカディアン・マスクス」の青のピッチスペルは呪文の対象を変更するインスタントで、除去の対象を対戦相手のクリーチャーに変更して自クリーチャーを守ったり、ハンデスの対象を変更して相手の手札を捨てさせたりと、マナ・コストを支払わずに唱えられる強力カードでした。スタック上の打ち消し呪文の対象を自身に変更することで打ち消し呪文を打ち消すこともできてレガシーでは5枚目の《意思の力》として使うことができます。
個別エンチャント・オーラの対象も変更できます。通称、ミスディレ。
ウークタビー・オランウータン
「ヴィジョンズ」初出のアンコモンで戦場に出るとアーティファクトを破壊する3マナ2/2の緑クリーチャーです。フレーバー的には、森と共に暮らす類人猿が文明を拒否する本能を表しているとも考えられます。「うーたんがいないの!うーたんがおらん・・・オランウータン・・・。」第6版で再録されました。
最後の審判
「ウェザーライト」の黒3マナのソーサリーで効果は、「 あなたのライブラリーと墓地からカードを5枚探し、残りを追放する。選ばれたカードをあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。あなたは自分のライフの端数を切り上げた半分を失う。」です。ライブラリーが自身の青信心以下の枚数だと勝てる「テーロス環魂記」の《タッサの神託者》が登場するとその名の通りのデッキ 「Doomsday」のキーカードとして採用されています。
強迫
「ウルザズ・サーガ」初出の黒1マナのコモンで対戦相手1人を対象としてプレイヤーに選ばれたクリーチャーでも土地でもないカードを捨てさせるソーサリーです。所謂、手札破壊(ハンドデストラクション)でコントロールやコンボデッキでコンボ始動前の前方確認として重宝されています。「第7版」をはじめ「基本セット2010」などに多数、再録されました。
暗黒の儀式
リミテッドエディションからある「3」にまつわるカードで黒はマナ・プールに黒3マナを加える黒1マナのインスタントです。序盤からマナ加速して高コストのコンボパーツを唱えるために旧スタンダードの「ピットサイクル」やレガシーの「ANT」で使われています。低音のゲスい声で唱えるのが楽しいですね。
ファイレクシアの抹消者
「新たなるファイレクシア」の神話レアでクワドラプルシンボルの5/5トランプルの黒クリーチャーです。これに与えられたダメージの数だけ発生源のコントローラーはパーマネントを生け贄に捧げるという、元ネタの「ウルザズ・レガシー」の《ファイレクシアの抹殺者》のデメリットを完全に克服した能力を持っています。エルズペスの悪夢はこいつだったことが「テーロス環魂記」で明かされています。