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引き裂かれし永劫、エムラクール

引き裂かれし永劫・・・何か次元の裂け目から現れてはいけないものという意味でしょうか。 ゼンディカーの災厄、最上級エルドラージ、ハイパー巨大グロ生物。レガシーやモダンのコンボはこのマジック最強クリーチャーを如何に叩きつけようかと考え出された部分があると思います。「我はエムラクール、全てはエムラクール。」と言ったとか言わないとか、このイラスト脳外科のMRI画像みたい・・・みたいじゃない?スタンダードで変身エムラクール、モダンでトロン、レガシーではスニーク・ショー・グリセルシュートで1~4枚採用されています。緑トロンとエルポスに1枚差しされているので当方の余りは2枚です。

納墓

古くからあるリアニメイトのデッキパーツで、ライブラリーから好きなカードを墓地に置くことができる効果があります。
 クリーチャー以外のカードも墓地に落とせることからグリセルストームでは、《冥府の教示者》《苦悶の触手》を落として《意思の大魔術師》で墓地から唱えるルートもあるらしいっすよ。 エターナルマスターズ、アルティメットマスターズで再録されています。

浅すぎる墓穴

レガシーのグリセルシュートやTinfins で《御霊の復讐》とともに 1ターン限定で速攻アタックするチャンスを生かして 、グリセルブランドやエムラクールを墓地から戦場に送り出す釣り竿として採用されています。 インスタントタイミングで動くのでコンボの中でも高速です。
墓地のカードの順番を参照する点、ターン終了時に生け贄強制な効果なことからフレーバーテキストは「良い援軍は、なかなか掘り出せない。」となっています。

グリセルブランド

ストーリー的にはアヴァシンによって獄庫に封印された後、契約解消を迫るリリアナに頼まれたサリアが破壊して解放されたもののヴェールの力で消されたのですね。(お姉さん、許して)
 デザイン的には7ライフ7ドローの起動型能力は強力で飛行絆魂の能力ともかみ合って次のコンボに繋げるにしても手札の質量ともにアドバンテージを得られます。
 環境的にはモダンのネオブランド、レガシーのリアニメイト、グリセルシュート、ストームなど各種コンボのキーパーツとなっていますが、シングル価格は安いので予算的にはお手軽コンボですね。

三なる宝球

レガシーのエルドラージポストの3マナまで払えアーティファクトとしてサイドに採っていました。赤単プリズンが妨害としてメイン4積みで結果を出すと価格高騰していたようです。自分も影響を受けるので4積みしずらいカードでしたが居場所があったようでめでたしめでたしです。

Helm of Obedience

アライアンスのレア・アーティファクトで日本語名の直訳は《服従の兜》。能力は、「対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを、この方法でクリーチャー・カードかカードがX枚置かれるかするまで自分の墓地に置く。(一部抜粋Wisper Card Database)」です。レガシーの奇跡コンの亜種で《安らかなる眠り》か《虚空の力線》が戦場にある時、対戦相手を対象にXを1以上で起動すると対戦相手のライブラリーアウトを引き起こし特殊勝利条件の達成をできます。めでたしめでたし。《悟りの教示者》で必要パーツをサーチできるのがコンボ成立の可能性を広げる戦術として採用されています。

巻物棚

レガシーで 禁止になった奇跡コンの《師範の占い独楽》の穴埋めには程遠く、設置2マナ、起動1マナというコストがネックになりひっそりとカードファイルに戻した思い出があります。それでもEDHに一定の需要はあるみたいです。

梅沢の十手

説明不要のただ強アーティファクトで海外ではジャパニーズファッキンウェポンの悪名高く、 スタンダードでは先に十手を出した方が勝ちという所謂、十手ゲーを生み出し話題に。 レガシーの青白石鍛冶デッキやデスタク、エルドラージに1枚差しされる最強装備品でモダンでは禁止カードになりました。

ファイレクシアン・ドレッドノート

1マナ12/12トランプル・クリーチャーは強力ですが戦場に出たときパワーの合計が12になる様に他のクリーチャーを生け贄しないと死んでしまうという深刻なデメリット付きのカードで有名でしたが「エクソダス」のエンチャント《伏魔殿》が登場すると戦場に出たときに誘発してプレイヤーに12点ダメージを与えるコンボが考え出されました。(パンデモノート | MTG Wiki)
その後も、《もみ消し》《計略縛り》といった誘発型能力を打ち消す青スペルが登場するとお手軽能力踏み倒しコンボが成立しました。(スタイフルノート | MTG Wiki)
現在は、EDHでハルクのパーツとなっているらしいと風のうわさで聞いています。

金属細工師

レガシーの茶単MUDで実績のあるアーティファクト・マナ加速でしたが近頃のリストでは見かけなくなり寂しい次第です。ビートするならエルドラージ、コンボするなら創造者カーンで間に合うのでしょうね。今はファイルにひっそりと収まっています。