「イニストラード」産のアーティファクトでコントローラーは呪禁とこれが戦場に出たときコントローラーに付けられている呪いをすべて破壊する効果があります。 呪いとはプレイヤーを対象に付けられるエンチャントでこの能力自体は特殊なデッキにしか効果はありませんが、「バーン」や「ストーム」相手に呪禁が必要な4マナカーンのシルバーバレットに採用されています。

「未来予知」の青レアで能力は、瞬速と
造物の学者、ヴェンセールが戦場に出たとき、呪文1つかパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
となっており《実物提示教育》で戦場に出た《引き裂かれし永劫、エムラクール》やスタック上の呪文も手札に戻せる点がポイントで、パーマネント破壊が苦手な コントロールデッキで邪魔な置物をどけたり、ブリンクして再利用されました。
「ストロングホールド」のレアで手札の呪文が同じ色のカードを捨てることでピッチで唱えられるエンチャントです。《トレイリアのアカデミー》禁止後の《精神力》をピッチで戦場に送り出す「ドリームホールMoMa」で使われました。レガシーでも《衝合》から《焼尽の風》《双つ術》《残酷な根本原理》《輝く根本原理》《暴力的な根本原理》を手札に加えて20点火力するコンボデッキが考えられました。
「ローウィン」のレアで、クリーチャーになった《支配魔法》。「戦場に出つづけているかぎり、コントロールを得る」のがポイントで、クリーチャーなので除去されやすいという難点がありますが、 クリーチャータイプがフェアリーなので 当時のスタンダードの《呪文づまりのスプライト》で守りやすかった点があります。また、 《ザルファーの魔道士、テフェリー》がいると相手ターンに瞬速で打てたので隙が少なかったのですね。