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基本に帰れ

「ウルザズ・サーガ」の青レアで基本でない土地はアップキープにアンタップしない3マナエンチャントです。

基本に帰れ/Back to Basics  (2)(青)
エンチャント
基本でない土地は、それらのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。

多色デッキのマナ基盤を攻めるエンチャントとしては《血染めの月》の亜種で赤マナしか出ない代わりに多色地形は1回限りのマナしか出なくなります。「青単BtB」など単色デッキで使われましたが「モダンホライゾン」の《アーカムの天測儀》が刷られて氷雪土地からフィルターできるようになると、レガシーの多色コントロールに使われるようになりました。EDHでも《ヴリンの神童、ジェイス》など青単で採用されています。

追記)パソコンのOSの再インストールを終え音楽リストの再構成しています。バックアップは大事ですね。

審判の日

「ゼンディカー」の白レアですべてのクリーチャーを破壊する4マナソーサリーです。

《神の怒り》が基本セット落ちすると若干、タイムラグがありましたが使えるようになりました。「アヴァシンの帰還」で1マナラスゴの奇跡呪文《終末》が刷られるまでスタンダードの青白コンを支えました。感染デッキに対しては《荒廃のドラゴン、スキジリクス》の再生を許し、アグロの4ターン目までに対応が間に合わないなど問題点も多くあり環境を去りました。

追記)パソコンが壊れ自分のPCをリセットしましたとさ。(怖

リスティックの研究

「プロフェシー」の青コモンで対戦相手が呪文を唱えるたび1マナ支払わない限り、カードを1枚引けるリスティック能力を持った3マナエンチャントです。

リスティックの研究/Rhystic Study  (2)(青)
エンチャント

対戦相手1人が呪文を唱えるたび、そのプレイヤーが(1)を支払わないかぎり、あなたはカードを1枚引いてもよい。

歴代セットの中でも塩エキスパンションの筆頭を誇る「プロフェシー」のトップレア?ならぬトップコモンです。EDHではヘイト値が高く、置いただけではその誘発能力のウザさから中々カードを引かせてくれませんが妨害能力の高さから、とりあえず青いデッキに採用されています。

フレーバーテキストは、「友人は知りたいことを教えてくれるが、敵は”知らなければならない”ことを教えてくれる。

この年になると忠言はありがたいですね。

狂暴化

リミテッドエディションからある古えのクリーチャー強化呪文でターン終了時までパワーを2倍にする緑1マナのインスタントです。

狂暴化 / Berserk (緑)
インスタント

この呪文は戦闘ダメージ・ステップより前にのみ唱えられる。
クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+0の修整を受けるとともにトランプルを得る。Xは、そのパワーの点数である。次の終了ステップの開始時に、このターン、それが攻撃していたなら、そのクリーチャーを破壊する。

タフネス修正はありませんが追加でトランプルがつくのでチャンプブロックを許さず対戦相手への戦闘ダメージを無駄なく打ち込めます。攻撃クリーチャーに使うと終了ステップ時に破壊されますが、レガシーの「感染」で《ぎらつかせのエルフ》から《激励》して打つべし!打つべし!打つべし!《コンスピラシー:王位争奪》で再録され日本語名が与えられました。

構築デッキのカスタマイズ(7)

初心に帰り虚心坦懐に EDH《円渦海峡の暴君、アシー》 のリストを見て思ったこと。

クリーチャーコンボは片割れしか手札に来ない、除去されるなどした時、圧倒的に手札で腐る。(あしたのために1)

マナフラットするゲームで《狼狽の嵐》は弱い。(あしたのために2)

《神秘の聖域》→墓地の追加ターン回収(アシー誘発)→《交易路》で聖域バウンスの無限ターンしたい。(あしたのために3)

まとめ:今回は新デッキ《ヴリンの神童、ジェイス》を発展的解消して追加ターンを得られるカードに入れ替えました。

out
《森を護る者》
《原初の潮流、ネザール》
《狙い澄ましの航海士》
《巨大鯨》
《狼狽の嵐》
《啓示の終焉》

《起源の波》

in
《タッサの神託者》
《時間のねじれ》
《時間操作》
《永劫での歩み》
《水の帳の分離》
《時間への侵入》
《交易路》

リスト↓ここから

統率者 (1)
1 《円渦海峡の暴君、アシー》

クリーチャー(16)
13 ユーティリティ
1 《エルフの開墾者》
1 《水蓮のコブラ》
1 《迷える探求者、梓》
1 《永遠の証人》
1 《ムル・ダヤの巫女》
1 《タッサの神託者》
1 《幻影の像》
1 《呪文探求者》
1 《粗石の魔道士》
1 《曇り鏡のメロク》
1 《水底のドルイド、タトヨヴァ》
1 《トリトンの英雄、トラシオス》
1 《東の樹の木霊》

3 デカブツ
1 《飢餓の声、ヴォリンクレックス》
1 《パリンクロン》
1 《潮吹きの暴君》

スペル (42)
15 打ち消しその他
1 《もみ消し》
1 《秘儀の否定》
1 《対抗呪文》
1 《否定の力》
1 《意志の力》
1 《サイクロンの裂け目》
1 《幽霊のゆらめき》
1 《リスティックの研究》
1 《時間のねじれ》
1 《時間操作》
1 《永劫での歩み》
1 《水の帳の分離》
1 《時間への侵入》

1 《気流の言葉》
1 《未来予知》

8 土地加速
1 《踏査》
1 《芽ぐみ》
1 《三顧の礼》
1 《自然の知識》
1 《木霊の手の内》
1 《耕作》
1 《巨神の波動》
1 《迂回路》

4 ドロー
1 《思案》
1 《定業》
1 《交易路》
1 《都の進化》

2 除去
1 《急速混成》
1 《猿術》

7 サーチ
1 《緑の太陽の頂点》
1 《破滅の終焉》
1 《歯と爪》
1 《俗世の教示者》
1 《神秘の教示者》
1 《呼応した呼集》
1 《Transmute Artifact》

6 アーティファクト
1 《師範の占い独楽》
1 《太陽の指輪》
1 《魔力の櫃》
1 《秘儀の印鑑》
1 《雲石の工芸品》
1 《歩行バリスタ》

土地(41)
4 《森》
7 《島》
1 《繁殖池》
1 《ヤヴィマヤの沿岸》
1 《内陸の湾港》
1 《溢れかえる果樹園》
1 《回復の温泉》
1 《伐採地の滝》
1 《冠水樹林帯》
1 《汚染された三角州》
1 《溢れかえる岸辺》
1 《樹木茂る山麓》
1 《吹きさらしの荒野》
1 《進化する未開地》
1 《広漠なる変幻地》
1 《反射池》
1 《真鍮の都》
1 《マナの合流点》
1 《統率の塔》
1 《古えの墳墓》
1 《聖遺の塔》
1 《珊瑚礁》
1 《シミックの成長室》
1 《ジャングルの盆地》
1 《ギルド無しの公共地》
1 《荒廃した森林》
1 《ドライアドの東屋》
1 《死者の原野》
1 《無限地帯》
1 《協議会の座席》
1 《伝承の樹》
1 《神秘の聖域》

目覚ましヒバリ

「モーニングタイド」のレアで戦場から離れたとき墓地のパワーが2以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで戦場に戻す「想起」持ちの5マナ4/3飛行のエレメンタルです。

目覚ましヒバリ / Reveillark(4)(白)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

飛行
目覚ましヒバリが戦場を離れたとき、あなたの墓地にあるパワーが2以下のクリーチャー・カードを最大2枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。
想起(5)(白)(あなたはこの呪文を、その想起コストを支払うことで唱えてもよい。そうした場合、戦場に出たときにこれを生け贄に捧げる。)
4/3

クリーチャーとしての戦闘能力自体も高いのですが、EDHで特筆すべきは誘発型能力を使った《霊体の先達》との無限コンボです。別途サクリ台が必要ですが、《目覚ましヒバリ》と《霊体の先達》を交互に生け贄にして《ファイレクシアの供犠台》で有色無限マナ、《爆破基地》で無限ダメージ可能などとなっています。

「使命を想い出せば勝てる」至言。

意味の渇望

「テーロス還魂記」の青コモンでカードを3枚引きエンチャント・カードを1枚捨てない限り2枚捨てる3マナインスタントです。

意味の渇望/Thirst for Meaning  (2)(青)
インスタント THB, コモン

カードを3枚引く。その後、あなたがエンチャント・カード1枚を捨てないかぎり、カード2枚を捨てる。

《知識の渇望》のエンチャント版リメイクで、特に思いつくデッキはないのですが墓地からエンチャントを回収する《ヘリオッドの高潔の聖堂》や直接戦場に出す《補充》と相性が良いです。

足下を掘れ、そこに泉あり」海産物にはそれがわからんのですよ。

引用元:ニーチェ

預言する妖術使い

「ネメシス」の黒レアで《Demonic Consultation》内蔵の人間・スペルシェイパーです。

預言する妖術使い/Divining Witch  (1)(黒)
クリーチャー ― 人間(Human)・スペルシェイパー(Spellshaper)

(1)(黒),(T),カードを1枚捨てる:カード名を1つ選ぶ。あなたのライブラリーを上から6枚、追放する。その後、選んだ名前のカードが公開されるまで、あなたのライブラリーのカードを上から1枚ずつ公開する。そのカードをあなたの手札に加え、これにより公開された他のすべてのカードを追放する。
1/1

EDHで《タッサの神託者》《Demonic Consultation》の組み合わせは禁止となったハルクフラッシュに代わるお手軽2枚コンボとして定着しています。一方、レガシーで禁止の神託者コンボの片割れである《Demonic Consultation》に代わる2マナタップでカード1枚を捨てることで同様の効果を発揮するクリーチャーが《預言する妖術使い》です。クリーチャーになったデモコンは《霊気の薬瓶》から戦場に出るので打ち消し呪文を構える対戦相手にとっては死角で、レガシーの「神託者コンボ」に採用されています。

召喚士の契約

「未来予知」の契約サイクルの緑レアは緑のクリーチャー・カード1枚をライブラリーから手札に加える0マナインスタントです。

召喚士の契約 / Summoner's Pact (0)
〔緑〕 インスタント

あなたのライブラリーから緑のクリーチャー・カードを1枚探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後あなたのライブラリーを切り直す。
あなたの次のアップキープの開始時に(2)(緑)(緑)を支払う。そうしない場合、あなたはこのゲームに敗北する。

0マナで好きなクリーチャーを手札に加えることができる代わりに、自分の次のアップキープ時に(2)(緑)(緑)を支払わないとゲームに敗北する後払い契約があり使い勝手を選びます。モダンの「アミュレットタイタン」では《原始のタイタン》から土地加速するサーチ手段として、またレガシーの「ザ・スパイ」では緑マナの出る変身土地の《変わり樹の共生》をサーチするフェッチランドのように使われています。EDHでは緑マナが大量に出るエルフデッキ《養育者、マーウィン》 に採用されています。

再活性

「テンペスト」の黒アンコモンで墓地のクリーチャー・カードを対象としてあなたのコントロール下で戦場に出せる1マナ・ソーサリーです。

再活性/Reanimate  (黒)
ソーサリー

墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたのコントロール下で戦場に出す。あなたは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。

あらかじめ墓地にクリーチャーを埋める手段が必要ですが、レガシーでは《グリセルブランド》の釣り竿として「グリセルシュート」に、「死の影」デッキでは《通りの悪霊》を釣って《死の影》をパンプする手段として採用されています。

マナ・コストに等しい点数のライフを失うデメリットがあるものの1マナで対戦相手の墓地からも戦場に出せるのが強力なことからEDHでは重宝されているようです。《血の取引者、ヴィリス》を釣れば8枚ドロー!「アルティメットマスターズ」「Jampstart」で再録されました。