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祖先の幻視

カードを3枚引ける《Ancestral Recall》の修正版、《祖先の幻視》は待機コストを支払い4ターン後まで唱えられない「時のらせん」でリメイクされたカードです。レガシーではBUG続唱のような待機コストを支払わずに唱えるデッキがありましたが、死儀礼のシャーマンが禁止されると環境を去りました。現在は《予言により》を使った死せる生デッキに採用されています。

全知

プレイヤーのカードをマナ・コストを支払わずに唱えることができるエンチャントでレガシーのオムニテルのキーカードです。自身10マナと正規に唱えるころにはゲームが終わってしまうので《実物提示教育》から序盤に戦場に送り出されることが多いです。青はドロー、サーチ、カウンターと万能な色なので自然とコンボ成立しやすい青単で組むのが主流のようです。

石鍛冶の神秘家

戦場に出るとライブラリーから装備品をサーチ、オマケに装備品コストを2マナタップで戦場に出せる起動型能力が付いています。当初はミラ傷の青緑剣や黒緑剣などを《戦隊の鷹》 に装備する (直感的に鷹が剣を咥えてアタックするところを想像しにくいのですが・・・コホン。)所謂、カゥブレードで採用されていましたが「新たなるファイレクシア」で《殴打頭蓋》が登場すると壊れ性能となりました。レガシーのデスタクや青白石鍛冶デッキが強いのは《梅沢の十手》のせいだとそれ一。スタンダードでは環境最後半で遅ればせながら禁止、モダンでは当初から禁止でしたが今年解禁され話題となりました。

ルーンの母

対象の自クリーチャー1体に選んだ色に対するプロテクションを与える起動型能力の付いた1マナ1/1クリーチャーでレガシーのデスタクで伝統的に採用されていました。アタッカーをアンブロッカブルにしたり、除去スペルから守ったり八面六臂の活躍をします。自分にプロテクションをつけて死なないチャンプブロックもできます。モダンホライゾンで《レンと六番》が登場するとタフネス1を嫌われて1マナ1/2の《ルーンの与え手》が採用されることもあるようです。

希望の天使アヴァシン

8マナ8/8飛行警戒で自身と自分のコントロールするパーマネントを破壊不能のおまけ付き。モダン・レガシーのエンチャントレスで採用されています。追放除去耐性がないので白いデッキ相手にはサイドアウトしてもにょる。そこはEDH需要ということで。

予期せぬ不在

統率者2013初出のインスタントで登場直後、レガシーの奇跡コンで1~2枚差しされた万能パーマネント除去です。ライブラリー操作する《予報》と相性が良く一時除去したカードを追放できたのでした。コンスピラシーの《議会の採決》が採用されると永久追放できない《予期せぬ不在》は使われなくなり現在に至ります。

親身の教示者

ポータルの教示者スペルで《神秘の教示者》の下位互換に当たるカードです。ソーサリーしかサーチできず自身もソーサリーな為、《神秘の教示者》が禁止されたANTで代用するにしても使いづらいパーツとなってしまいました。それでも奇跡コンでは奇跡カードを積み込めるので好きなカードでした。

真の名の宿敵

統率者2013で登場したマーフォークで能力は戦場に出るに際してプロテクション(選ばれたプレイヤー)を持つものです。呪禁よりも優れているのは攻撃をブロックされない、地上クリーチャーをブロックしてもダメージ軽減される、全体火力で死なない点です。飛行、トランプルなど回避能力持ちは防げないのが残念なところですが、レガシーの石鍛冶デッキなどで活躍しています。