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悪斬の天使

「基本セット2021」の神話レアで飛行 先制攻撃 絆魂 プロテクション(デーモン)プロテクション(ドラゴン)を持った5マナ5/5天使です。

悪斬の天使 / Baneslayer Angel (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)

飛行、先制攻撃、絆魂、プロテクション(デーモン)、プロテクション(ドラゴン)
5/5

古くは「基本セット2010」に登場した天使で5/5飛行の回避能力とサイズから当時の「バントアグロ」の主力クリーチャーとして活躍していました。除去耐性が心許ないですが除去されなかった時は絆魂能力による盤面の脅威としてライフレースを制していました。昨今のクリーチャーインフレからマナコストの大きさがネックとなりましたがスタンダードの「白単」のサイドボードに採用されています。

夢の巣のルールス

「イコリア:巨獣の住処」の相棒レアであなたのターンの間、あなたの墓地から2マナ以下のパーマネント呪文を1つ唱えてもよい3マナ3/2絆魂の猫・ナイトメアです。

夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den  (1)(白/黒)(白/黒)
伝説のクリーチャー ― 猫(Cat)・ナイトメア(Nightmare)

相棒 ― あなたの開始時のデッキに入っている各パーマネント・カードが、それぞれ点数で見たマナ・コストが2以下であること。(このカードがあなたの選んだ相棒であるなら、あなたがソーサリーを唱えられるときならいつでも、(3)を支払うことでゲームの外部からそれをあなたの手札に加えてもよい。)

絆魂

あなたの各ターンの間、あなたはあなたの墓地から点数で見たマナ・コストが2以下のパーマネント呪文を1つ唱えてもよい。
3/2

メインデッキに入れる場合は通常のデッキ構成でもオーケーですが、「相棒」システムによって《夢の巣のルールス》はあらかじめデッキのパーマネント・カードを2マナ以下で構築しておくことで「相棒」として、3マナを支払って1枚差しのゲーム外領域から手札に加えることができます。スタンダードの「白単」モダンの「ハンマータイム」EDH《夢の巣のルールス》などに採用されています。レガシーで禁止、ヴィンテージで禁止解除されました。

スカイクレイブの大鎚

「ゼンディカーの夜明け」の白レアでETBで装備コストを踏み倒して装備クリーチャーに+2/+2飛行先制攻撃を与える3マナの装備品です。

スカイクレイブの大鎚/Maul of the Skyclaves  (2)(白)
アーティファクト ― 装備品(Equipment)

スカイクレイブの大鎚が戦場に出たとき、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。これをそれにつける。

装備しているクリーチャーは+2/+2の修整を受け飛行と先制攻撃を持つ。

装備(2)(白)(白)

装備コストが踏み倒せる装備品は珍しくエンチャント(オーラ)のようなコストパフォーマンスで気軽にクリーチャーを強化できます。飛行先制攻撃と回避能力も申し分なく《戦闘の神、ハルヴァール》がいればタダで装備先を付け替えることも可能でスタンダードの「白単」に採用されています。

《戦闘の神、ハルヴァール》/《領界の剣》

「カルドハイム」の両面神話レアで表面《戦闘の神、ハルヴァール》はオーラか装備品の付いている自分のクリーチャーは二段攻撃、オーラか装備品を自分のクリーチャー間で付け替える能力を持った4/4の神・クリーチャーです。

戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle  (2)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― 神(God)

あなたがコントロールしていてオーラ(Aura)や装備品(Equipment)がついているすべてのクリーチャーは二段攻撃を持つ。

各戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャーについている、オーラ1つか装備品1つと、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。その前者をその後者につける。
4/4

裏面は+2/0修正と装備しているクリーチャーが死亡するたび、オーナーの手札に戻すおまけが付いた2マナの伝説の装備品です。

領界の剣/Sword of the Realms  (1)(白)
伝説のアーティファクト ― 装備品(Equipment)

装備しているクリーチャーは+2/+0の修整を受け警戒を持つ。

装備しているクリーチャーが死亡するたび、それをオーナーの手札に戻す。

装備(1)(白)

ハルヴァールは二段攻撃付与の4/4というサイズからフィニッシャーとして最後の一押しとしてまた、序盤から使える2マナ+2/0 する《領界の剣》としても使えることから複数枚手札に来てもマナカーブに沿った運用のできるカードとしてスタンダードの「白単」に採用されています。戦闘の神の二つ名らしく八面六臂の働きが期待できることでしょう。

歴戦の神聖刃

「基本セット2021」の白アンコモンでカードを1枚捨てるとターン終了時まで破壊不能を得る起動型能力を持った2マナ3/1の人間・戦士です。

歴戦の神聖刃/Seasoned Hallowblade  (1)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・戦士(Warrior)

カード1枚を捨てる:歴戦の神聖刃をタップする。ターン終了時まで、これは破壊不能を得る。(ダメージや「破壊」と書かれた効果では、これは破壊されない。)
3/1

2マナ3/1と回避能力もありませんが、手札を1枚捨てることでタップ状態になる代わりに破壊不能の除去耐性が得られる点が買われてスタンダードの「白単」に採用されています。

フレーバーテキストは「いつでも勝てるかどうか分からない。だが私には信仰がある。信仰がこれほどまでにした。」

禁止改定と今後の予定

競技プレイヤーではないので禁止改定に一喜一憂するのも可笑しな話なのですが、所有デッキ「Snowko」と「ネオブランド」の今後についての展望を述べたいと思います。

パイオニア、モダンで禁止された《自然の怒りのタイタン、ウーロ》ですが、マナクリーチャーから2ターン目に疑似タイムウォークがマズかったことは想像できます。ただひと言、R&Dを弁護するなら新しいカードを作るクリエイティブな試みを認めてあげて欲しいと思いました。(粉みかん

《死者の原野》《神秘の聖域》は詳細を知らないのでコメントは控えたいと思いますが、《猿人の指導霊》はモダン「ネオブランド」の解体に至る改定でした。この裁定について私個人はウェルカムで、ウケ狙いの一発ネタデッキとして十分楽しませてもらったと思います。デッキはレガシー版にアップデートして保存する予定です。1ターン目、山からチャリス1とかいう糞ムーブもレガシーで十分でしょう。

《アーカムの天測儀》《王冠泥棒、オーコ》はいずれも「Snowko」として結実したアーキタイプでしたが元々のデッキ「UW奇跡コン」から見ればノイズでしかなかったと考えています。デッキは純正奇跡コンに戻します。一時的にはマナファクトや煙突を鹿にされてきた茶単、エルドラージポストなどの所謂チャリスデッキも自らの理不尽さを見つめる良い機会だったと思います。

《ティボルトの計略》は「続唱ティボルト」のキーカードで新しいデッキの可能性を見せてくれましたが余りのワンサイドゲームに辟易とするプレイヤーが続出。禁止でイイです。

ヴィンテージの《夢の巣のルールス》解禁は環境の懐の深さを覚えます。

総評:今回の改定は総合的には妥当で被害はオーコのみでした。

2021年2月15日 禁止制限告知 公式から一部抜粋

パイオニア

欄干のスパイ
時を解す者、テフェリー
地底街の密告人
自然の怒りのタイタン、ウーロ
荒野の再生

モダン

死者の原野
神秘の聖域
猿人の指導霊
ティボルトの計略
自然の怒りのタイタン、ウーロ

レガシー

アーカムの天測儀
戦慄衆の秘儀術師
王冠泥棒、オーコ

ヴィンテージ

夢の巣のルールス》 禁止解除

堕ちたる者の案内者

「カルドハイム」の白アンコモンで誇示すると1/1の人間・戦士・クリーチャー・トークンを1体生成する1マナ2/1のスピリット・戦士です。

堕ちたる者の案内者/Usher of the Fallen  (白)
クリーチャー ― スピリット(Spirit)・戦士(Warrior)

誇示 ― (1)(白):白の1/1の人間(Human)・戦士(Warrior)クリーチャー・トークン1体を生成する。(この能力は、このターンにこのクリーチャーが攻撃していたときにのみ、毎ターン1回のみ起動できる。)

2/1

白い1マナクリーチャーとして、1ターン目から展開できる2点クロックで、攻撃するたび2マナ支払うと2陣3陣を連れてくる能力がアンコモンながら頼もしく、スタンダードの「白単」で結果を残しています。

フレーバーテキストは、「この霧の中を一万人ほど案内しましたが道に迷ったことはありません。」怪物も改心したくなるような確信ですね。

再誕の宣言

「ディセンション」の白レアであなたの墓地にある1マナ以下のクリーチャー・カードを3枚まで戦場に戻せる3マナのソーサリーです。

再誕の宣言/Proclamation of Rebirth  (2)(白)
ソーサリー

あなたの墓地にある、点数で見たマナ・コストが1以下のクリーチャー・カードを最大3枚まで対象とし、それらを戦場に戻す。

予見 ― (5)(白),あなたの手札から再誕の宣言を公開する:あなたの墓地にある、点数で見たマナ・コストが1以下のクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。

白は古えの《蘇生》《生命の息吹》など墓地のクリーチャー・カードを戦場に戻すリアニメイト能力が黒に次いで得意な色でした。《再誕の宣言》は1マナ以下限定ですが3枚までのクリーチャー・カードを戦場に戻すことができ、カードアドバンテージに優れた1枚です。自身を生け贄にすることでライフ回復できる《砂の殉教者》を繰り返し戦場に戻して《セラの高位僧》を6/6の飛行クロックとするモダンの「殉教者PROC」のキーカードとして採用されています。

ドラニスの判事

「イコリア:巨獣の住処」の白レアで対戦相手は手札以外から呪文を唱えられない常在型能力の2マナ1/3人間・ウィザードです。

ドラニスの判事/Drannith Magistrate  (1)(白)
クリーチャー ― 人間(Human)・ウィザード(Wizard)

対戦相手は自分の手札以外から呪文を唱えられない。
1/3

主にスタンダードの相棒メタのヘイトベアーでしたが《夢の巣のルールス》などの各環境に与えた破壊力から相棒にエラッタが出て3マナ支払って手札から唱えるように変更されると守備範囲が縮小しました。「カルドハイム」の予顕カードに対する抑止力として「青白コントロール」のサイドボードに採用されています。一方、モダンの「続唱ティボルト」のミラー対策にまたEDHではジェネラルを起点としたデッキに対する強力なアンチカードでヘイト値を集めています。。