WordPress5.7.2への自動更新の際に以下のメッセージが表示されてつまずいたときの対処法をメモします。
「バックグラウンド更新が想定通りに動作していません」
「一部のファイルがWordpressから書き込みできません。」
Google先生に訊いたところ、一時的にSElinuxを無効にするコマンドsetenforce 0 とすると手動更新をパスできました。
なので今回は、システムによるWordpressディレクトリのSElinuxコンテキストを永続的に変更していきます。
具体的には、以下のsemanageコマンドでwp-config.php 以外のWordpressディレクトリのファイルコンテキストを
# semanage fcontext -a -t httpd_sys_rw_content_t "/var/www/html/wordpress(/.*)?"
# semanage fcontext -a -t httpd_sys_content_t "/var/www/html/wordpress/wp-config.php"
# restorecon -R /var/www/html/wordpress
httpd_sys_content_t
から
httpd_sys_rw_content_t
に変更しました。
無事、最新バージョンへ更新を完了することができてその後、ステータスを管理画面の[ツール]-[サイトヘルス]-[情報]-[ファイルシステムパーミッション]からも確認できます。
お疲れ様でした。
参考URL: